先日、文翔館(山形の郷土館で、旧県庁)で日本メキシコの死生観を巡る、アートな展示会『めくるめく死者の日展』って美術展に行ってみたのですが、これがなかなか…かなり好きな展示会でした
『人生は遊びであり、死は最高のおもちゃである』
と地球の裏側では、こんな思想を持つ、メキシコ。
『死』は、『生』のあくまでも一部であり、一つの通過点であると考えられているそうです。
そんな風に至るまでの思想の陰には、色々なものがあるのだと思います。
複雑なメキシコの歴史、社会構造、貧困侵略と略奪に耐えた、諦めと潔さ…受け入れる寛容さ。。
それ故か、メキシコのアーティストの死生観は、とても明るい。
メキシコには、ガイコツ祭り(行きたいww)があるくらい、馴染み深い骸骨☆
死んでから、悲しいことなどないと言わんばかりな骸骨さん。
明るく微笑んでるよねww
この作品のメキシコのアーティストさんは、髭面のおじさんらしいのですが、
工房では、奥さんや娘ちゃんが洋服( これまた可愛い刺繍)を描いたり、塗ったしてるそうですよ~!
めちゃアットホームですよねぇ!
そんなことを聞きかじりつつ・・・ますます可愛いなぁと思うのでした。
版画もカッコイイ!
メキシコでは、毎年11月1日、2日には、死者の日~dia de muertos~と言う、日本のお盆に似た風習があるんだそうです。(この展示も、お盆の週に開催してました。)
日本のお墓参りのように、お墓を清め、花を飾り香を焚いて故人の魂を迎え入れる・・・
会場に、入ると直ぐに目に入る、とても可愛い祭壇
メキシコの画家フリーダのポストカードと、フリーダに似せた骸骨人形
祭壇の下の方には、東日本大震災で犠牲になった、子供達への冥福を込めて、おもちゃなどをかざったそうです。メキシコの可愛いおもちゃで溢れ、祭壇でも、おもちゃ箱をひっくり返したような、展示にとても心が擽られたあたしでした
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