風とカモメの街に暮らして

海外生活、20年、シニアの生活を綴っています。                   

僅か3泊の旅行の2日目

2022-12-10 07:04:56 | 旅行

2日目は、バスで、夫の希望の考古学のミュージアムを目指したけど、クローズしていて、諦め、バレッタ観光をしました。街並みは、アラブっぽいのとスペインなどヨーロッパが混じり合ったような感じです。
また、マルタ語も、イタリア、スペイン、アラブの言語が交じり合ったような言語です。
住んでいる人々は、アジア人も多く、インド人、中国人、それに交じってイタリア系、スペイン系の人も多いように感じました。勿論、マルタ人も。どちらかというと、マルタ人はインドネシア人に似ているような気もしました。肌の色は少し浅黒く、きれいな顔立ちの人が多かったです。
治安は良くて、夜に外を歩いても危険を感じることはありませんでした。
ホームレスも見かけませんでした。

バレッタの街並み




坂が多い街のような気がしました。





お昼過ぎ、カフェで、軽食とカフェラテを頼みました。
外にあるテーブルも坂道の真ん中で、傾いています。



隣のテーブルに座っていた女性。
彼女が、連れていたゴールデンレトリバーが、可愛くて、触ってみたいなと思っていました。
お洒落な雰囲気の女性。きっとお金持ちなんだろうな?



この街には、すごい豪華な車に乗ってる人がいたり、結構な金持ちが住んでいるみたいです。
何しろ、夫が言うには、Tax Heavenの島らしいですから。

しばらくして、このお洒落な女性は、犬を置いて立ち去りました。
「え???」と思っていると、その可愛いワンちゃん、私たちの席にやってきました。



何か貰えると思ったみたいです。
少しサンドイッチをちぎって、犬に上げました。



お店のオーナーが来たので、「あなたの犬ですか?」と聞くと、「いいえ、隣のお店の犬なんだよ」と教えてくれました。隣のカバンやさんが、やってきて、「犬、大丈夫ですか?」と聞いてきました。「ええ、犬は好きですから」と言うと、ニコニコしてお店に戻って行きました。

やがて、何も貰えるものがないと知った犬はお店の前に戻って行きました。



この後、少し歩いて、小さなミュージアムに入りました。





トイレに行きたかったので助かりました。中庭にトイレがあり、オウムもいました。



間口は狭いのに、中は広い貴族の館のようでした。









ミュージアムを観終わったら、もう夕方で日が暮れかけていました。



暗くなる前に帰りたかったので、バス停へと急ぎました。
しかし、乗るバスが、わかりません。またGoogole Map(ナビ)のお世話になりました。
これで、本当にホテルのある場所まで到着できるのかと不安でしたけど。
バレッタから渋滞もなく、バスはスムーズに進んでいきましたが、ある場所まで来て、Google Mapが終わってしまいました。どうやら、ここで降りるみたいで、急いで夫に「降りるよ」と言って下車しました。

夫は全て私に任せっきりで、自分で調べようとしませんでした。
下車したものの、Googole mapaは徒歩で、ホテルまで7分と出るのですが、どちらの方に行って良いかわかりません。
暗くなってくるし、夫は「あの橋を渡るべきだった。バスに乗っているべきだった」と言うのですが、何の根拠もありません。車通りの激しい道を歩いたり、怖くてパニックになりそうでした。
そしてバス停に戻ると、次から次へとバスが来るので、そのたびに「Doragonaraに行きますか?」と運転手さんに聞くのですが、首を振るばかりで、わからないと言うのです。

ある運転手は、反対側のバス停だというので、道を横切り、反対側にわたりました。
大きなアジアンストア(中国人経営のお店)がありました。
そこでも、次から次へとバスが来て、そのたびに、私は運転手さんに「このバスは、Doragonaraに行きますか?」と聞いてました。

やっと、4台目に来たバスの運転手さんが、「それなら、ここから歩いてすぐだよ。ここを真っすぐ言って左に曲がるといいよ。」と教えてくれました。
どれだけ、ホッとしたか? そのバスの運転手さんが神様みたいに思えました。

その通りに行くと、バスの運転手さん、そして、Google mapの言う通り、見覚えのある、昨日の和牛屋さんなどが出てきました。

暗くなってきて、パニックになってきていました。夫は不機嫌になる一方だし。
自分でもバスの運転手さんに聞いてくれたらいいのに、と腹が立ちました。
喧嘩しても仕方ないし。
しかし、ネイティブのEnglish speakerなのだから、聞いてくれてもいいのに。
私ばかり調べて、夫は何もしないでと、腹が立ったのですが。
もともと、私が旅行に行きたいと言ったから仕方ありません。

バスの運転手さんは、インド人かアラブ系の人が多かったです。

少しお金かかってもいいから、タクシーで帰ってくるべきだったかも?
右も左も、わからない場所なので。
ちなみに、バスは、どこへ行くにも、片道2ユーロ(290円ほど)です。
タクシーだと、バレッタからホテルに帰るには、20ユーロ(2880円ほど)かかります。
タクシーチケットは、タクシー手配のボックスオフィスで買えます。
行く場所によって一律、決まった料金なので、ボラれる心配がありません。

そんな風にして、やっと、ホテルに辿り着いたときは、本当にやれやれと言う気持ちでした。
その後、災難がやってくるとは思いませんでした。

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僅か3泊4日ですが、ホリデイに行ってきました。

2022-12-09 07:22:49 | 旅行

12月に、旅行に行きたいと考えていました。
明るい陽射しのある場所に行きたいと。
ずっと暗い雨嵐ばかりのイギリスを抜けて、ほんの少しでもいいから、暖かい所に行きたいなと。
でも、あいにく夫のパスポートが切れていて、なかなか、更新しないので、11月になってから、ギリギリ、旅行のブッキングをしました。
どこに行くかも、決めていませんでした。
以前、行ったことのあるスペインにしようか、それとも国内でスコットランド(行ったことない)にしようか、しかし、予約するにも、遅すぎて、どこも高い値段のホリデイしかありません。
第一、まだ、飛行機の便が少ないようで、1日遅れて予約しようとしたら、もう飛行機がなくて、4泊か5泊の予定が、結局、3泊しか出来ませんでした。しかも、かなり高いお値段になっていました。
でも、どうしても、暖かいお風呂に浸かりたい(うちはシャワーしかないので)太陽の光を浴びたいと思い、少ない日数でしたが、行くことにしました。
行先はマルタ島です。
ここは、英語が通じるのと、バスで、どこへでも行けると聞いていたので決めました。
イギリスから、3時間で行けると言うのも魅力でした。
飛行機は早朝の便しかなくて、前日に、ガトウィック空港の近くのホテルに宿泊しました。
Holiday inn Worthと言うホテルで、旅行中、車を駐車できます。ガトウィック空港まで、タクシーで、15分くらい。タクシー代は、行きが17.5ポンド、帰りは、21ポンドでした。
迷路のようなヒースロー空港と違い、割合、快適な道のりです。

ガトウィックの近くのホテルに行くまでの道のり、車で約1時間で行けます。
暗くなる前に着きたかったので、午後2時に出ました。



ホテルは快適でした。バスタブもあったので、ゆったりお風呂に浸かることが出来てハッピーでした。冬はやはり、湯船につかりたくなります。

翌朝は、5時半に起きて、タクシーでガトウィック空港に向かいました。
マルタ島に着いて、またタクシーに乗り、(20ユーロ)ホテルまで向かいました。
これも、15-20分くらいの乗車時間です。
ホテルは、Doragonaraと言う場所にあります。
全く、地理が理解できない状況ですが、街の中心街のバレッタから、それほど遠くない場所のようでした。
着いた日は、あいにくの雨、陽射しが出てきて、虹が掛かりました。





ホテルの部屋のバルコニーから見た眺め。





部屋は、とても広かったです。それに、きれいに掃除も行き届いていました。
ベッドがキングサイズのベッドが二つあり、一人で、大きな広いベッドにゆったり寝ることが出来ました。広いので、くつろげました。
そして何よりも寒くもなく暑くもない快適な温度でした。

この日は結局、観光はしないで、ホテルの室内プールで泳いだりサウナに入って、のんびり。

夜は、ホテルの近くを歩いて食事する場所を探していたのですが、何とWagyu(和牛)と書かれたお店を見つけました。
ガラスの向こうでは、日本人らしき(?)男性が、鉄板で牛肉や野菜を炒めています。
まるで、日本みたい。なんとも良い匂いが漂ってきています。
TakeAwayのお店みたいで、非常に、人気があるようで、次々とお客が並んでいました。
お客はウーバーイーツのバイクのお兄さんたちが多かったです。あとは、地元の男性かインド人、アラブ人っぽい人ばかり。

白人男性と女性が、袋に手際よく詰めていって、お客に手渡ししていましたが、何か、日本のお店みたいだな~と感心してみていました。
夫は和牛の炒めたのとヌードルを注文。
私は、プルコギを注文しました。

ホテルに帰って、早速、ビールと共に食しました。



これが、何とも美味しかったのです! 夫も美味しい、美味しいと感激していました。
それに、ボリュームがたっぷりで、食べきれず、翌日の分までありました。

翌日は朝早く起きて、バスに乗り、(私のスマホのgoogle mapだけが頼りだった)夫が行きたいと言うミュージアムに向かってバスに乗って行ったのですが、途中、酷い渋滞が続き、夫はイライラしていました。そして、1時間以上かかって、やっと目的地に着いたのですが、結局、ミュージアムは、夕方の4時まで閉館しているとのこと。おまけに、34ユーロと、かなり入場料が高かったので、バレッタに観光に行くことにしました。



バスも、どのバスに乗って行ったらいいのか、全くわからず、すべて、スマホのgoogle map (ナビ)に頼っていました。



バスターミナルの近くの城壁。

城壁から眺めた風景







この日は、バレッタ観光で1日が終わりました。
しかし、この日の夕方から夜にかけて、大変な目に遭いました。
死ぬかと思いました。
この続きは、また次回のブログで書かせていただきます。

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