セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

津軽平野へ向かう

2015-05-13 | 旅行 見学
 青森の空気は、本当に澄んでいた。今日も快晴
弘南バスに2時間位乗って五所川原駅迄、心地良くゆられた。道路も整備されているし乗車客は3人しかいないし、バスはその間1回停車したかどうか?もちろん民家は有るけれど皆さん車を持っているのでしょうね。バスに乗る時に話しかけて来た男性は(50歳前後)「俺は目を悪くしてから車は乗ってないんだ」五所川原行きのバスが20分も遅れているが、(私が心配しているので)「このバスは遅れるのが当たり前だから心配しなぐて良いよ。今に来るよ」と言って私の緊張を解いて呉れた。「五所川原から2時間かけて青森駅に来て、用事は20分で終わった」と苦笑いしていた。色々話しかけて呉れたけど、余りにも普通に津軽弁を使うので、頑張った私も最後迄はついて行けず頭痛がして来た。私は方言が大好きと言いながら、さすがに津軽弁は難しかった。悪い事しちゃったな、折角親切にして呉れたのに。バスの中では贔屓の惠ちゃん(山内)の歌が癒して呉れた。

終着駅に着くと対面に津軽鉄道駅が有り、ダルマストーブ電車で有名な一両の車両が待っていた。3/31で終わりだとか、可愛い電車。新幹線等16両も有って席を探すのに大変だと言うのに。
一車両に女性のガイドさんがいて色々案内をしてくれた。20分位の乗車なのよ。
 津軽平野は苗代(ナワシロ)を作っている最中で、平野中見渡す限り田畑が活気づいていた。遠い山々の稜線がゆったりしていた。
 吉幾三さんの「おらこんな村やだ♪」の所ですよ、なんて言い乗客を笑わせた。10人位いたかしら?
 白いお城と言う家は、一寸見えないわね~。と大体の方向を示して呉れた。

テレビも無え ラジオも無え 車もそれ程走ってね~~♪その昔は笑い事で無く本当にそうだったのかもしれない。
      走れメロス号    
                      
   
私は、途中下車をした。そお金木駅カナギエキ、小説家太宰治の生家の有る町なのだ。 ガイドさんは、私の友達で病気と戦っているH子さんに似ている美人さんだった。
電車も街中も太宰一色。街の中もお花が咲き道路も整備され、いかに皆さんが太宰治を崇め奉っているのかが伺える。皆さんの大切にしているこの街を歩けて良かったと心から満足した。