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先生と言うのは自分より若い方の方が理想。
私の姑は何時も口癖の様に言っていた。姑より10歳若い先生だった。亡くなる時はちゃんと、その先生に見送って頂き、穏やかな顔で自宅に帰って来た。長い間主治医として信頼していた先生に、最期の瞬間まで面倒を見て頂けて‥・・・。
私もそんな感じで逝きたいな~、なんて思っている今日この頃です。
たまたま、別のクリニックの先生にご縁が有り、お父様の代から診て頂き、30年前に世代交代後、息子さんが現在の先生、既に30年を経た。
娘と二人で世代交代の若先生の事、信用できるかね~フムフムなんて、失礼な事を噂していたのに、今やすっかり信頼、尊敬する迄に染まってしまった。
今日は、証明書類の作成をお願いに伺ったところ、「先生は往診中です!」往診?未だ死語では無かったのね。田舎では白衣の先生が往診で見えると、洗面器にお水を入れ白いタオルを用意した。大抵患者は私だったけどね。
東京ではきっと往診なんて頼めないわね~と諦めていたけど、今日の現実を伺い、何だか感動してしまった。うちにも往診して頂ける可能性が有ると思ったら大きな安堵で肩の力が抜けた。
待合室で40~50分待って居ると「お待たせしちゃってすいませんね~」「いやいやこちらこそ、お疲れの所お願い事で…」先生は嫌なお顔も見せず、役所に提出する書類を作成して下さった。出直しは大変なのでと、いつもの薬も出して下さった。限りなく優しい先生様。私より10歳以上?は年下と見て安心している。カルテもドサッと重いけれど過去の病状などサッサと作業も軽快に…何と有り難い。遅くなったけど嬉しく優しい気持ちになって帰宅出来ました。信頼できる先生が居て下さるのは何と幸せな事かと、しみじみ感じ入ります。