セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

筆ペン習字教室④

2009-10-22 | セカンドライフ
昨朝、布団を干したい様な爽やかな日。
午前中「筆ペン習字教室」が有るので布団は其の侭で出かけた。
会場には15分前に付いた。何処でも5分前に着く様に行く私としては
早過ぎたと思ったのに教室に着いたら既に全員皆さん授業前練習!に精を出していた。

「先生が今回の皆さん熱心ですしお上手です」と何度もおっしゃるが納得。
受付けの机の上に有る方の添削作品が何気なく置いてあったのでチラ見
とっても流れる様な文字、きれいな字、先生の一言には「形はまあまですがリズムに
気を付けて・・・墨の色が更に良くなるでしょう」と書かれていた。

そうなのか―墨の色まで見ているのね。私の隣の女性も癖の無いきれいな文字。
それでも先生から見るとコメントが沢山。
先生は本当にきちんと添削してあり朱筆で全文字直して下さる。学生時代に戻ったようで新鮮。

ひらがなが一通り終わり今日はカタカナに入った。
「カタカナは楷書ですからね。起筆、終筆気を付けてね」起筆(キヒツ)最初の一角とか
角を曲がる時とか大事に書くときれいに行くらしい。
終筆(シュウヒツ)は慌てないでしっかりとめて。

楷書と言うのは誤魔化しがきかないから直ぐにいい加減さがばれてしまう。
今日は皆さんが書いている内に、直接持って行って添削して下さると言うので
隣の女性と並んだ。
対面で見て頂くと非常に勉強になる。私はイと言う字が他と比べて小さいと言われた。

はらい「ノ」が自信が無いからそーっと書いていると。「起筆をしっかり立ててスーッと抜くのよ。自然にね。」

この自然と言うのがくせ者でスーッとなんか行かないのだ。これは色々な文字に使われるので
確かに全体の印象が違って来ると思う。無意識で書いたが確かにぎこちない。

直接聞くといろいろな事がはっきり理解できる。なる程、これが通信教育との違いだなと納得。

先生は日展に入賞したので宜しかったら行って下さいと案内された。
与謝野晶子氏のうたをひらがなで掛け軸位の大きさの用紙に書いたそうだ。

そんな先生に教えて頂くのだから私達は幸せだ。
なかなか直接教えを乞うのは難しいらしい。

ひらがなの文字の先週の添削が返って来たがやはり「め」が大き過ぎたらしい。
小さく直されていたが「元気が有るのは良いが一寸控えめにね」ハハハ流石先生。
私の事を見抜いていらっしゃる。

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