セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

増富ラジウム温泉 「不老閣」

2009-11-07 | 旅行 見学
                 
                 これでカロリーは1037㌍と言うから驚き(夕食)

中央道から増富方面には車で約30分強、山奥に入る。
辺境の地の感がある。
それでも集落が幾つかあり、しっかり生活感のある家々が点在する。

増富温泉は遡る事、武田信玄の時代、金山採掘の人夫や川中島合戦の傷病兵の湯治湯として
利用された事に始まる。
昭和17年に東京大学木村博士の分析結果で、ラジウムの含有量12,800マッヘが実証され
世界第一位と宣伝される様になったそうだ。
マッヘという単位を初めて聞いたと言う私の認識レベル「エッへ?」程度であるから
余り大きな事は言えない・・・・

兎に角、知る人ぞ知る秘湯だそうだ。そして通ってくる人達も茨城、埼玉、名古屋と
様々。
「東京からです」と言うと「あら近いわよ!」と言われてしまう。
皆さん湯治目的ではあるが既に手術を経験し再発しない様にと言う方もあり又
病気と言っても多種であるから聞いても切りは無いが、月3日とか年間を通じて
継続的に来湯しているらしい。

はっきり効果が有ったと言う方に、糖尿病の人が多いと。又肺がんと診断された
人でここに通ううち肺にあった影が消えたと聞いた。
これは検査の数値ではっきり出る事だから信憑性はある。

西洋医学とは違うので今日入ってハイ治りました!と言うわけにはいかないので
やはり根気よく通うのが何よりの治療の様だ。
私の場合は幾つかあって中でも呼吸器系が悪いので・・と言ったら90%完治する可能性が
あると言うので元気が出た。ラジウムを吸っているだけで効果が有ると言われ
大きな鼻の穴を更に広げ沢山吸った。

40度の温水に10分、20度位のラジウム温泉に3分たまに源泉を飲んだりしながら
これを3回繰り返し1日3回が標準らしい。
そしてその都度、部屋でゴロゴロ1時間位休養する。

1回目は少し身体がだるいように感じたが部屋には炬燵もあるし結構安らぐ。
15.6歳からの仲間が還暦を過ぎてこうして湯治の温泉で首だけ出している様は
滑稽と言うか可愛くて笑ってしまった。

それぞれに、こんなに長い事友達でいるなんてあの頃思いもしなかったねーなんて
ぼそぼそ言いながら。

何でもいい、いいと言われたらこぞって皆で出かけようじゃない、グループで歩けば
怖いもの無しである。
元々が団塊世代だもの。

この宿の嬉しかった事。①ご飯が美味しい②低塩低カロリー③夜8時には湯たんぽのサービス。

今や我が家は炬燵、湯たんぽなんて死語だから思い切り楽しんだ。

 
          バスタオルに包まれて朝までぬくぬく
   
小高い山の上に有る世界一と言われるラジウム含有量の岩湯
お湯の温度は16度位。暖かい湯に10分入ったのち3分位浸かる。冷たいが思い切り
入って見ると意外と寒くないので不思議。
呼吸をしているだけで効果が有るそうで。

宿の中に有るお風呂は夜でも入れるが、ここだけは危ないので昼間の天候が良い時で
ないと。
近所のホテルの源泉は違う源泉なので、この岩風呂に入りに来る際には\3,000だそうな。

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