赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

産経新聞社への意見書  お知らせ(16)

2016-01-02 00:00:00 | 政治見解
産経新聞社に「保守の権威を失墜させてはならない」との意見書をお送りしました。



意 見 書

産経新聞社御中 
保守の権威を失墜させてはならない


加藤前ソウル支局長の在宅起訴以来、産経新聞は記事内容に韓国批判が多く見られます。それ自体に異論を挟むものではありませんが、記事の作成姿勢に疑問が残ります。

紙面には、いわゆる嫌韓感情が強く、ジャーナリズムとしての品性が失われているのです。これでは単なる悪口を書く三流紙に堕しているとしか見えません。書けば書くほど憎悪の感情が拡散され、日本人と韓国人の敵愾心を煽ることになります。

このままでは、産経新聞社本来の「正当な保守としての立場」が逸脱され、国民の支持を得ることが出来なくなり、読者離れが加速するだけです。

最近の紙面は、産経新聞に寄稿している著名な言論人の権威を貶めるだけでなく、安倍政権の政治的な努力も辱める結果になりかねません。

産経新聞が韓国の政治のあり方等を批判するのであれば、「恨み心」「攻撃性」「自分たちの優位性」「揶揄」などの感情を排した上で、冷静で理路整然とした論陣を張るべきだと考えます。

仮にも、「言論、報道の自由」を恨みを晴らすための自己実現にすり替えてはならないのです。

産経新聞は朝日、毎日などとは違う、日本の健全な新聞社であることをご認識いただき、保守の権威を決して失墜させぬ努力を続けていただきたいと思います。
 
平成28年1月1日

赤峰和彦





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