current topics(149): 都知事選を左右する女性の力
少し昔の選挙では、「ジバン(地盤)、カンバン(看板)、カバン(鞄)」の三つが必要と言われていました。
ジバンとは、企業、業界、労働組合、宗教などの組織や地縁、血縁、同窓などの人間関係などが政治家の個人後援会に組織化されることを言います。そして、カンバンとは知名度、カバンとは選挙資金を意味します。
ところが、平成の時代になって、この三要素が効かなくなりました。
従業員は会社の社長から命令されても、労働組合から指示されても、
おかまいなく自分の好きな候補に投票するようになりました。
むしろ、結婚している人は、社長の言うことよりも
奥さんが選んだ候補者に半ば強制的に投票させられるような傾向もあります。
実は、最近では女性票が選挙を動かしているのです。
その意味で言えば、記者会見場を大いに沸かせた小池百合子さんの
「一言で申し上げるなら、たまには女性にしたらいいんじゃないのと思っています」は、
多くの女性の気持ちを代弁していたように思います。
また、選挙第一声では「一人の人間として、組織やしがらみを超えてまい進していく」と発言しています。
政治家のしがらみは利権や既得権益などの汚いイメージが付着していて、都民はそこに嫌気をさしています。
当然、多くの女性からの圧倒的な声援がありました。
実は、小池氏の事務所には連日、激励の電話が鳴りっぱなしで、
つながらない人からのファックスも束になっています。
都民だけではなく、関東近県や関西方面からも入ってきているようです。
候補者たちは、実は、選挙結果を左右するのは女性であることを知っておく必要があります。
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