赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

五輪組織委員会からの回答 お知らせ(23) 

2016-10-26 08:38:43 | 政治見解




お知らせ(23) 五輪組織委員会からの回答 

五輪組織委員会への要望書に対し、以下のような返信がありましたのでお知らせいたします。


赤峰和彦 様
お世話になっております。
下記、お問い合わせありがとうございます。

海の森水上競技場は、組織委員会設立以前の立候補の段階から会場として計画に盛り込まれており、2014年6月以降、東京都とともに、会場計画全体の見直しに着手するなかで、IF(国際競技連盟)の承認を経て、2015年2月にリオデジャネイロで行われたIOC理事会にてカヌー(スプリント)およびボート競技の会場として承認されました。
同会場は、恒久施設として、東京都が整備を行っておりますので、詳細については、東京都にお問合せください。

公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会



組織委員会に送付した要望書は以下の通りです。


東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
会長    森 喜朗殿
事務総長 武藤 敏郎殿

要望書


海の森水上競技場に関する情報の開示



東京五輪ボート・カヌーの会場問題は国民的関心事項になっています。とりわけ、「海の森水上競技場」の建設費用を巡っては、当初の本体工費69億円が、現行の491億円と7倍にまで跳ね上がり、さらに、代替地の話が出ると300億円前後に削減する試算を発表するなど、予算にまつわる不信感を国民に生じさせています。

ここに至るまでには、工費を一時は1038億円と15倍にまで予算を膨らませ、IOCの勧告で491億円までに圧縮した経緯があります。また、整備工事の入札は大成建設JVの1企業体のみで99.99%の落札率となっています。

国民の殆どが不快感を示しているのは、なぜ費用が大きく跳ね上がったのかということと、入札が一つの企業体だけであるという点です。要は、誰かが見えないところで利権を専らとして不正を働いているのではないかと感じているからです。

そのような不透明な場所で、アスリートに競技させることは彼らを失望させるだけでなく、五輪の価値を著しく損なわせることになります。
組織委員会は、これらの問題に対して情報を一切開示しておりませんが、利権問題に関して事実無根と断言するのなら、国民が納得するように以下の事項を詳細に説明する義務があると考えます。

―回答事項―



1.海の森水上競技場の決定の経緯(誰が、どこで、いつ、決定したのか)
2.海の森水上競技場の取得方法
3.設計計画の策定の経緯と費用の算出(誰が、どこで、いつ、決定したのか)
4.入札に至るまでの経緯と結果
5.海の森水上競技場の選定、計画、費用算定、計画設計、入札等を担当した部署名、担当者名

 以上、10月25日までに回答していただきたいと思います。


なお、本要望書に関しては、ブログ「赤峰和彦の『 日本と国際社会の真相 』」において公開し、貴団体からの回答についても同様に公開させていただきます。





  お問い合わせ先 akaminekaz@gmail.com 
  FBは https://www.facebook.com/akaminekaz です

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