トランプ氏はなぜ勝ったのか
なぜ、日本のメディアはトランプ勝利を見抜けなかったのか
X(旧ツイッター)のトレンドを見ると「通夜状態」という言葉が上位にありました。一部を引用しますと…。
永園今@eiennow7
トレンドの”通夜状態”って何?と思ったらテレビ局のことね。トランプ氏の勝利がほぼ決定だからよっぽどショックなんだな。日本の全マスコミにトランプ氏の言葉を捧げるわ。
「今回の選挙は民主党と共和党の選択ではない。共産主義と自由の選択だ」
まつぼっくり@yujim98837901
日本のメディアはどこも通夜状態。アメリカのまともな情報ではトランプ優勢だったのに偏向報道でハリス推し。結果はこれ。
もうテレビは報道やめたらどう?
テレビ報道がなぜこんなに間違うのかと言えば、「カマラ・ハリスが勝つ」という前提で、米メディアの報道を引用しているからです。現地取材に行けばすぐわかるのに、英文を翻訳するだけの簡単な仕事しかしていませんので、本当のところがなにもわからないのです。
その上に、専門家と称するコメンテーターを呼んでも、最初から皆さん民主党に肩入れしている人ばかりで、仲間内で都合のいい話をするだけですから、妄想が膨らむばかりなのです。
バイデン政権の本質はアメリカという国家の破壊にある
バイデン政権がどのようなことをやっていたと言うと、彼らは明らかにアメリカを破壊する革命戦略をやっていたのです。その革命戦略の根本は福祉国家を財政破綻させることでした。財政破綻をさせて追い込んで、その上で革命を起こしていこうということです。
福祉国家にして、国民の低所得の人たちにも福祉政策を行き渡らせてみんなをハッピーにするというのが目的ではありません。これがアメリカのリベラルの目的ではなく、次々に福祉の枠を広げて福祉の恩恵を受ける国民を増やせば当然の如く財政破綻します。
その財政破綻をさせて、なおかつ国家の制度を破綻・破壊して、その焼け跡のあとに共産主義革命をやるというのが、彼らのプログラム/革命戦略でした。
これが発覚してきたから、アメリカ人が正気に戻って、トランプ支持が増えているのですが、日本でも同じことが行なわれているということです。
外国人にまで生活保護を出していたら、財政が破綻するに決まっています。左翼は財政を破綻させたいのです。財政を破綻させなければ彼らが望む革命は起きません。そういう恐ろしいことをアメリカでずっとやってきていたということです。
外国からの難民や移民をオバマやバイデンは受け入れました。これもキリスト教社会のアメリカを破壊するために、あえてイスラム系の難民を入れてしまったのです。それもその人たちとキリスト教徒を憎み合わせるためであり、同じアメリカ国民として融和することが目的ではありません。
そしたら革命が起きませんから、お互いに憎しみあって社会の対立が激しくなり、アメリカ社会が混乱・破綻して秩序が保てなくなって治安が破壊されるといった方向に持っていくため、あるいは人種対立・宗教対立を煽るために、あえて様々な政策をやっていました。
特にイスラム系の難民を入れて、黒人と白人の対立を激化させるため意図的に先導するようなことをやっています。オバマという男は本当に悪い奴で共産主義者と言わない共産主義者です。こういった頭のいい狡猾な人たちが怖いのですが、そういう人たちは日本にも沢山います。
トランプ人気の理由——日本では報道されないトランプ氏の実像
国を愛し、立派な国家をつくろうとする政治家ほど、国家を解体してカオス状態を作り出したいグローバリストにとって邪魔な存在はありません。手下のメディアを使って今も毎日、愛国者をディスり続けています。
それでも、愛国者は人気があります。国を愛し、国民を愛しているからです。国民もそれに気が付いているからこそ、故安倍元総理は未だに尊敬を集め、トランプ氏の人気はうなぎのぼりだったのです。
反トランプの日本メディアは詳しいことを報道しませんが、実際のトランプ人気は絶大であることは間違いなく、その実像を国際政治学者は次のように述べています。
——トランプは何故人気があるかというのを、ここでまた改めて考えてみたいと思います。それは常識に基づく政策を訴えているから、それがみんなにアピールしているのでしょう。常識的な政策とは、どういうことだろうということについて考えてみたいと思います。
常識的なことをトランプは言っているだけです。日本のテレビで言っているのと真逆で、トランプが何か特別なことを言っていることは全くの嘘なのです。
特に、言論の自由を大事にしましょうと言っています。これは、自由な社会のアメリカでは当然のことです。アメリカは自由という価値に重きを置いてできた国とも言えます。そのアメリカが今、言論統制社会・検知社会になってしまっているのです。Xを除いて、インターネットの方も含めて大変なことになっています。
さらに、トランプが言っていることをまとめてみると、まずは国境の警備はちゃんとやりましょうと言っているのです。それから、これも当たり前のことですが、違法外国人が入ってくるのを防ぎましょう。あとは違法の人が入ってきたら捕まえて追い出しましょうと言っていて、バイデン政権はこれの真逆のことをやっているのです。
しかも、国境警備は違法入国の人を防ぐだけではありません。アメリカには違法薬物も入ってきています。違法な武器の密輸も人身売買も国境で行なわれているのです。こういうことを全て防がないといけません。特にフェンタニルという麻薬がアメリカで多くの死者を生み出しています。その原材料が中国から大量に密輸されていると言われているのです。アメリカ南部のメキシコとの国境も、最近越境して違法に入ってくる人間としてチャイニーズが非常に増えています。メキシコ人よりも多いと言われているような状況です。
また、違法に入ってくる人の中にはテロリストもいるし、普通の犯罪者もいます。そういった人たちが子供を連れて入ってきて、人身売買をやっているのです。今のバイデン政権は全く防ごうとしていません。トランプはそれを防がないといけないと言っているだけです。
さらに、未成年者の性転換手術は禁止しましょうと言っています。性転換手術を受けたい人は受けてくださいと言っているけど、アメリカだと18歳以下の若者は判断が未熟だから、未成年の性転換手術は法律で禁止しましょうと言っているだけです。
アメリカでは10歳未満や10代の人たちが性転換手術をして悲惨な目に遭っている多くの人たちがいます。性転換手術をしたら後戻りできません。それから後戻りしたいと思っていなくても、その手術によって一生様々な薬漬けになって、ホルモンなどを打ち続けないといけません。学校教育で性転換手術をしましょうという教育はするなとトランプが言っているのも当然のことです。同性愛を学校の授業で教えるようなことはするなとも言っています。そのくらいの常識的なことはやりましょうというのがトランプの言っていることです。
それから性転換手術をしても、しなくても自称女性の女子トイレや更衣室を使うことは禁止しましょうとも言っています。それはそうでしょう。それと自称女性が女性スポーツに参加することも禁止しましょうというのも当然のことです。男性ホルモンを出し続けている人が筋肉隆々の体を作って、その後に男性性器を取っても筋力は根本的に違います。そういった人が女性スポーツに入ってきたらルールが成立しません。
それと、Father(父親)、Mother(母親)、Brother(兄弟)、Wife(妻)、Husband(夫)という言葉を使ってはいけないと、これは性差別に繋がるといった馬鹿馬鹿しい言語政策をアメリカの国会で民主党が通していました。Father、Mother、Daughter、Sonと言えないのです。こういう変な言語政策をやめましょうと、トランプは言っています。
また、警察予算を復活させて、治安を回復しましょうとも言っていました。そして、言論の自由の復活は最も重要なものだから、アメリカの独立の原点に戻りましょうと言っていて、キリスト教的な道徳に基づく家族を大事にする古き良きアメリカを復活させましょうと、トランプは言っているだけです。
これの一体どこが悪いのでしょうか。アメリカを破壊しようという人たちの力が、あまりにも大きくなってしまったのです。それがオバマ政権を生み、インチキ選挙でバイデン政権を生んでしまいました。これを何とか逆転しなければいけません。――
このようなことを日本のメディアは一切報道しませんね。
この国際政治学者のお話を読み返してみて、トランプ氏がまともな政治家で、日米のメディアは意図的に彼の本質を貶めているのがよくわかります。
アメリカという国家を愛し、国民を愛してまともな政治をしようとするトランプ氏は、国家と国民をバラバラにして、富を独り占めしようとするグローバリストにとって、最大の邪魔者と言えると思います。
しかし、今回の大統領選で、米国民の半分以上がトランプ氏の本質に共感したわけですから、まだまだ、アメリカは大丈夫であると思います。