今年度のGDPは5年ぶりにマイナスとなったという事実を見出しにしているところと
一方では、そこをはしょり来年度GDPは1.4%プラスにという見出しをつけるところもある。
結論と希望的観測をそれぞれがGDPというワードをキーにしていても、受ける印象はかなり
異なる。メディアというものがどちらを伝えるのかは自由だが、客観報道に欠かせないものを
ということならば前者である。
アベノミクスの効果があったとするならば、5年ぶりにマイナスになるということは、総理が
実績を作ったという事と相反する、つまり政策を転換する必要性も考えなければ、日本は
失脚してしまうことを暗示しているように思える。