プロの写真に書かれている撮影データというのは、多分インチキとは言わないまでも、
あまりあてにならないと考えたほうが良いと思う。
そもそも AE(自動露出)というのにはプログラムラインというのがある。
それを決めるためには写真家達やカメラメーカーがいろんなシチュエーションを試して
決めるもので、そのためのチップが組み込まれているのだが、たとえば画面の3分の2が
白いものだとした時に、白を白く見せるためにどれだけの補正がはいるのか?
単純な例だが、これは各社によって異なるし更に言えば同じメーカーのものでも
ボディによって異なるのである。なので、非常に複雑な補正をカメラは行うのと
ピントを合わせた位置によっても補正量が異なるのである。そもそも、写真家として
名の知れた人々ならば 後からでも大体こんなものだろうという露出具合がわかるものだ
今はデジタルの時代だから、露出情報が記録に残るのかもしれないが、たとえば
絞り優先オート ー1/3+補正 等と書いているが、あまりあてにならないということを
頭の隅に入れておきましょうね。
ただ、楽できるところは楽をするという姿勢は個人的には評価に値するということです
何でもかんでもマニュアルで というのは単なる見栄と時間の無駄だと以前から
思っています。