大統領を引退すればただの私人になるので、自分の生命 安全の為ではないかと
思う。テロリストにとっては 格好の標的であり、一人の命が数百の命と等しい
ことになるからだろう。そのほかに中国についても言及していないが、
アメリカは世界の警察官と自負していた時があった。それが 後進国である
中国と「対等の関係」になった訳で「強いアメリカ」あるいは「力は正義」と
いう妄信を崩されたからではないかと推察する。よって、その中国とだけしか
援護する国がない北朝鮮も世界の爆薬庫であるにもかかわらずメッセージとして
残すことを避けたのだろう。総括すれば アメリカの疲弊だけが目立ったともいえる
白人ではない大統領として注目と期待を背負って颯爽と大統領になったものの
白人警官による黒人暴行事件などがあり、結果としては大きなものを残せなかった
また クリントン大統領のように、大統領退職後の自分をパロディとして
ショートストーリーにするような遊び心もなさそうだ。ネイティブアメリカが
顕著化して加速した任期だったと思うのだが?