多いのは飲酒運転で人をはねた時などは、従来よりも厳しく罰せられることになっている。
その為に救護義務を怠り「逃げてしまう」ことが間々ある。すぐにその場で救急車などを呼べば助かったかもしれない
命もあると思う。逃げても逃げおおせるものではないとは思いたいが、ひき逃げ犯人を検挙するのはなかなか
大変なようだ。未だに懲りずに酒を飲んで運転しているからいけないと言っても幾ばくかの空しさが残る。
「飲酒運転撲滅」は「暴力団撲滅」というような形骸化した標語のようになっているのではないか?
ということを考えていくと、犯した罪は償うことは当然だが、ちゃんと救護活動をしたかしないかで量刑を決める際に
「少しだけ」差をつけてはどうだろう?いうなれば自首のような感覚である。
逃げる奴らは、飲酒運転の自覚がありかつ人を引いたとしたら、どんなことも言い逃れができないことを
承知の上で逃げているはずだ。
そんな奴らにでも「救護要請をしたならば、多少の減刑になる」ということを認知させれば、もしかしたら
逃げないで然るべき処置をさせる事ができはしないだろうか?
そうすることで、過失致死ではなく過失致傷になる可能性だってあるかもしれない。
遺族がもしかすると減るかもしれない。
もっとも被害者感情を考えるとそう簡単には踏み切れない制度かもしれないが、
そこを現状と照らし合わせてみた時、「逃げる奴らが減る」かもしれない