写真の仕事において、入射光式の露出計は必需品だ。
カメラのレンズをとおして、物体からの反射を測るのが反射光式露出計。
この2つの違いは、物体に当たる光を測るのか、反射した光を測るのかという事だ。
仕事になると、カメラに付いているへんちくりんなプログラムオートの露出は信用出来ない
なので、こういう独立した露出計で測ることが原則となる。
私は、ペンタックスの反射光式スポットメーター、ミノルタの入射光式ストロボメーター
(ん?ペンタじゃないかも)あとはセコニックという露出計の古参メーカーの入反射共用の
メーターを使っていた。
これらのメーターの中で愛用していたのはミノルタの入射光式メーターだ。
ストロボの光も測れるので非常に便利だ。入射光式メーターといえば、白い半円が
付いているのが特徴で、そこに当たる光の強弱を1/3ステップで測ることができる。
今その製品があるのか無いのかはわからない。
今の時代ピントのAF化も進歩したし、AE(自動露出機能)もカメラまかせで充分だ。
ということでおそらく反射光式メーターはなくなったかもしれない。
ところで、プロというのは例えば一眼レフの入門機やコンパクトカメラでフルオートで
写しても、綺麗に写せるのである。なぜだか分かる人いますかぁ~