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特別展『日本の色―赤と黒の世界』 ※12月24日(金)まで
コロナ禍ゆえか、代替わりしたためか、以前は年4回の展覧会があったに、最近は年3回になってしまった。
今回も8月の終わりから年末までと会期が長い。
毎年、夏場の展覧会は子供向けに解説文がわかりやすくなっているから、楽しい。
ただ、今年は代替わりしたこともあってが解説の切り口が違う。
子ども目線での感想と疑問に答えるような感じ。
だから、こちらも感想メモが取りやすかった。
例えば、道入の赤楽筒茶碗「破れノンカウ」は「薄く削られてて、破れそうな」。
一入の赤楽茶碗「つるし柿」は「焼成中に偶然、土が弾けてこうなった」。
得入の赤楽茶碗は「きれいでやさしい」「10代後半の作なんだよ」(若い人が作った感じがよくわかる)
弘入の赤楽茶碗は「薄く削っている」 オレンジの・・・ ←自分の感想なのか、オレンジ色の釉薬が印象に残ったらしい。
惺入(せいにゅう)の赤楽茶碗は「かわいくて、優しい」「襲名後すぐの作品だよ」
覚入の赤楽茶碗「樹映」はきれいな色分け。炎と炭が黒くくすぼって出来る技。
中2階の第二展示室。
得入の赤楽平菊皿。お皿もやさしい作り。
了入の赤楽鬼桶水指。(前日に湯木美術館で観た鬼桶水指と軽くシンクロした)
ご当代の赤楽素焼灰器は小ぶり。
中央の香合や蓋置を集めたケースにも得入の黒楽利休形の平雀香合。こちらもかわいい。
宗入と妻の妙修合作の草花絵赤楽四方香合。何度も見ても好き。
直入作の赤楽盃とご当代の黒楽盃。なんとなく親子で晩酌するイメージが浮かんだ。
第三展示室。
常慶の黒楽筒茶碗「長袴」 すべすて。
道入の黒楽茶碗「残雪」。白いもやもや。
一入の朱釉の黒楽茶碗「嘉辰」。黒の中の赤
宗入の黒楽茶碗「比良暮雪 癸巳之内」 ざらざら。
見た茶碗は覚えているんだけど、メモが疲れているなぁ~
もし、この秋にもう一度京都へ行く機会があったら、再訪した方がよいのかしら。。。(たぶん、行かないと思うけど)
休憩スペースの床に生けられる花がとてもよかった。
今回、珍しく例のトイレに先客がいて、これがなかなか出てこない!
お手洗いの前で出待ちするわけにもいかず、休憩スペースで女子が出てくるのを「まだかよー」と思いながら数分間も待つ羽目に。
しばらくして下りたら、まだ洗っている~
(上ではご両親が待っているというのに。体調悪いの?)
とか思いつつ、お目当ての個室へ。
ん~。イマイチ。 もしかして、生ける人が変わったかもしれない。
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