ニューヨークを舞台にしたコメディー映画。とのことで、ニューヨーク・マンハッタンのおしゃれな女性たちを期待して出かけました。
何だか楽しくも面白くも、美しくもない映画でした。
マンハッタンの超高級アパートメント(実際にイーストビレッジのアパートでロケ)を舞台にして、年寄りの夫とその妻と、前妻との話でしたが、実際に夫は、トルコの俳優。妻はノルウエー出身。前妻はドイツの女優。監督もドイツの女性監督と、欧米では、日本人の知らぬ間に国の壁が取り払われてるんですね・・・・。 私は、素直にハリウッド映画として観ました。
少しだけ、ドイツとアメリカとの差などの女性の生き方等も語ってましたが、パッとしなかった・・・。コメディ?
妻(40歳)が、若い愛人ができたリッチな夫から捨てられても執着したのは、愛ではなく資金が欲しかったからでしょ?
前妻(60歳ぐらい?)が、ベルリンで二人の子を育て、孫まであるのにニューヨークへやってきたのは、アパートの権利と自分の新たな生き方を求めてでしょう?なのに、自分は孫守だけで、娘と妻が香水作りに夢中になって成功しそうになって、寂しかったのね・・・。だったら、得意の料理で勝負するのかな?と期待したのに・・・がっかり・・・。ただの、偽ファーを着てるおばあさん?
でも、緑に囲まれた小さなオフィスの部下の男と女、あの人たちの忠実さが良かったね。言葉も態度もファッションを手早く手直す様子もきびきびして、そつなく美しかった! いいねって思えたのは、この二人だけ。
私は、4月のニューヨークに行ってて良かった。旅の思い出って、こうして映画でも よみがえりますものね。
ラストは、「よりを戻すなら、二人一緒に」と言って終わり。フーン、てとこかな? まあ、B級映画でした。
(ドイツのメルケル女性首相(64歳)、1か月に3度も公の場での震え。それでも辞められない。辞めたらEUがガタガタに?)
KADOKAWA「本の旅人」7月号で休刊。小林順・編集長の言葉に泣けたよ。
「23年あまりの旅を終えて休刊しますが、これから新しい航海に出ます。桟橋に集まった人々に見送られつつ、旅にも似た本の世界へ」
初夏の紅葉も、美しいよね。毎年、活力 をありがとう。
GI「これ草?」BA「アスパラって華道には欠かせないんだよ。抜いて捨てないでね」