◯神戸新聞の詩集のコーナーでステキな詩の断片を見ました。
(細見和之と言う詩人の紹介です)
・金時鐘(きむしじょん)氏の『背中の地図』詩集の中の「道の理由」という作品の末尾だそうです。
<私の背中で堰を超えた濁流が溢れ
沖合のどこかで航路を失くした船が一隻
夜陰をついて喉をしぼっている
遠吠えは尾を引いて
麓の森からも流れている。
道は真っすぐ海へ突き出て
行きつく前に立ち消える。
その先が原子力発電所だ。>
・『移動の記憶』 島すなみ詩集 より
「母の遺品」から。
<野の花のように、風に吹かれて、花びらをおとし
身軽になって飛んでいくことにあこがれていた
思いつめる一歩手前でふと自分自身を手放す快感
二十代、気ままに、陽気に、そんな想いを
あぶくのように吐き出していた>
・浜松市生まれの作者第十三詩集 おおはしすみえ氏
<ばらよ
夜明けのばらよ
見えないあなたの楽器は
どんな音色を
ふるわすだろう>
・何度も読み返し心が熱くなりました。
◯3時45分からipohoneのレッスンがありOさんと参加。
習っても習っても尽きないこの世界。
自分の使う部類はしっかり覚えようと、学んでいます。
でも同じ年代の友人たちは殆ど使わないので寂しいです。
若い人たちは学ばないでどんどん力を発揮!
生まれついてボタンのある環境になれて、慣らされて、進化の速度が速すぎて…
ぶつぶつ言いながら過ごす日々。
◯お肉の巻きずし、NHKで見ました。
マヨネーズもお肉も、大好きな人がいる時代だですね。
おいしそうでした。寿司屋さんに顔見世するでしょうね。
その内食べにいくかも。