わたしの日々

小さな出来事あれこれ

みなさんのブログ

Oさんのブログ

Nさんのブログ

Mさんのブログ

Kさんのブログ

Yさんのブログ

YOさんのブログ

今朝の新聞、詩のコーナーの作品

2019年10月21日 | Weblog

〇とても好きタイプの詩作品が2作。懐かしい詩の友の作品に感激。

「雑草」   芝本政宣さん 作

彼女は黙々と
庭の雑草を引き続けた
カタバミ
スベリヒユ
雑草の名を
呼びながら
オヒシバ
カヤツリグサ
名を知らない雑草は
植物大図鑑を引いて
たちどころに憶えた
ヒメジョオン
スズメのカタビラ
呼び続けながら
その生命力に苛立った
今日中に引いてやる
オオバコ
ギョウギシバ
引くうちに
雑草に愛らしさがあった
ハマスゲ
ホトケノザ
ある日
庭に
ドクダミの白い花が
咲いた

先生の言葉  織り込まれる雑草の名が詩のリズムを作っていて、それにつれて草を引く彼女の気持 ちも変化していきます。「ドクダミの花」で余韻を残した着地の仕方も秀逸。

・旭の鳥居 の掃除をしながら、雑草にも名があるのよね~と思いつつ引き抜く、申し訳ないとよく思って…とても心に残りました。名前を見て学びました。

〇もう一つ素敵な詩 「道しるべ」 石井久美子さん作

二〇〇円のスカーフをして
デイケアに行く母
値段を言うとみんなが驚くのよ
嬉しそうに話す

台所の小さな花瓶にさした花
どうしたのと聞くと
空地に咲いていたのよと笑う

母の幸せのハードルは
歩いて越えられるほど近い

足元の小さな幸せに
気づく人であれと
いつもそばで教えてくれる
私の道しるべ

〇先生の声  わかりやすくて、それでいてすっと入ってくる比喩がよく効いています。

・やさしい娘 かわいいお母さん 自然な行動に深い思いを学んでいる娘さんエライです。拍手!

〇演奏会二日続けて聴きにいったので、何をするにも、ハミングしていました。思い切り声を出して…
出にくい声が少しスムーズに?なったかしら。歌うっていいですね。

それでちょっといいカバンが出来ました。
 
派手? 地味?

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする