あれこれ雑多な日

〇天気快復、する事あれこれメモ（頭の中に）付けっ放しのテレビ画面、コレという画面は見ながら、家事をすます。

〇暫く、街とその不確かな壁　村上春樹著を読む。暫く読んでないけれど、書きようが少し変化している気がする。熟達した高尚な表現や言葉使いが素晴らしいと思う。

〇バスに乗って阪急で食品の買い物。階段の上り下がり（なるべく）で足の訓練？もしながら…季節がら？人出が多い。

〇晩の番組　”ポツンと一軒屋”　が良かった。行けたら見学したいと思った。

〇世界フィギィアスケート国別対抗戦2030を見ながら、新聞を読む。

〇昨日頂いた　たうろす88号　の森本敏子さんの詩が　おもしろかったので（こんな云い方でゴメンなさい）アップさせて頂きました。今はあちらの国へ行かれている方です。

蓋の歌

朝食がすんで
砂糖壺の蓋をする
胡麻の蓋　塩の蓋
こぼれないように
飛び出さないように
蒸発してしまわないように
中のものを守るため
ゴミが入らないように
虫が落ち込まないように
中と外を分けるために
蓋はしっかり閉めねばならない
マヨネーズの蓋はねじる
紅茶の缶の二重蓋
それぞれに違っている構造
飲んでしまったミルクの蓋はもういらない

物の口をふさぐもの
田螺の類の口の覆い
スッポンの異称

　江戸じゃあねスッポンをしゃれて
　「ふた」といひやすよ（浮世風呂二）
芝居小屋のふたが開き
取るなと言われれば取りたくなる
開けてびっくり玉手箱

白い煙が夢とは限らず

つづらを開けると
お化けどもが

身も蓋もなく踊りだす
くさいものには蓋をして
耳にもふたをするのがよい
一日の終わりに風呂の蓋をする
そのうち
地獄の釜の蓋があき
あの世とこの世の通路ができる

・意外と長い詩ですが森本さん！たのしいです(^-^)