〇我が家の難事もさることながら、熊本の大地震!怖いですね。お悔みを申しあげます。
〇夫の容体も少し落ち着きほっとしています。繰り返しがこないように祈りながら・・・。
〇神戸新聞読者文芸詩の作品、心に響きました。upしました。
「理由」 鶴田千草 作
うつむくのは
足元を見定めるためです
ため息をつくのは
思いっきり息を吸うためです
後を向くのは
同じ失敗をしないためです
涙が出るのは
曇った目を洗うためです
歯をくいしばるのは
こぶしをきつく握るのは
自分の力を確かめるためです
決して
つらいからではありません
・こんなふうに思える心!すくわれますね。
「今日も」 岬 美郷 作
小石を
落としている
小さな池へ
とぽーん
とぽーん
なつかしい音
今もあるかしら
子供のころ
家の近くにあった
あの小さな池は
小石を
落としている
あの小さな池へ
とぽーん
とぽーん
・詩友の岬さん!がんばってられます。子供心をいつまでも…思いは懐かしいあの頃、その仕草の中に隠れている思いが、心にのこります。
正平調に取り上げられた21年前、神戸の震災で我が子を亡くした母親の詩。
「輝いていた君」
どうぞ夢であれ悪夢よ覚めよの願い空し
一瞬の大地の雄叫(おたけ)びはわが子をさらう
十九の君はあまりに愛しい・・・
・涙があふれてきそうでした。合掌。
旦那さんも良かったね