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青空に白い月

ゆったりゆるりと生きましょ~よ

いつものスペース

2010-08-15 18:38:50 | 入院・病院

ここ、今回の私のスペースだった場所

 

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横にはテレビと一人一個ずつ大きな窓

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カーテンで仕切ることが出来るので、個室のような感じになります。

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電解質の点滴は透明です。

成分はポカリスエットのようなもので、

脱水症状を起こさないようにしますが、

私の場合は髄圧低下でしばらく頭痛がしていたので、

しばらくこの水分補給の点滴が外れませんでした。

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こっちはビタミンの点滴

ビタミン系の点滴は光に弱いので、

透明の点滴にイエローのカバーがかけられています。

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そして腕

点滴は最初金属の針を刺し、血管の中の細いビニールチューブだけを残して、金属の針は抜きます。

なので、腕には金属針は無く、ビニールチューブをテープで固定しますから、腕を曲げても安全です。

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日付が書いてあるのは、看護師さんに聞いたところ、

この点滴針は使用期限が3日間だからだそうです。

 

私の場合は、点滴は最初24時間ですが、

数日後には一日2本となり、

そういう場合でも、いちいち針を抜かずに、

その日最後の点滴を外すときに、血液が固まらないようにする注射を点滴チューブから注入して、

そのまま点滴針をうでに残したままにして、また翌日に点滴をそのままチューブにつなぐだけなので、、

毎日針は刺しません。

 

でも、いくら痛さ半減しても、やっぱ点滴は嫌ですけどねぇ。

 


病院食です

2010-08-15 18:16:51 | 入院・病院

どうしても軟禁状態になってしまう病院

 

そんな中で、食べることは普通ではなく、

食べれるありがたさを感じることが普通になる。

 

時間があったから、毎回写真を撮ったよ

7.24夕食

ご飯270g

味噌汁(なす・じゃがいも)

煮物・ミニがんも

焼き魚(メバル・天ぷら)

大根おろし・レモン

マーチャン漬 

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7.25朝食

ご飯270g

味噌汁(大根・油揚げ)

五目金平・れんこん

納豆(挽)・たれ・辛子

浅漬け(かぶ葉付)

牛乳

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7.25昼食

バターロール2個

ほうれん草パン1個

いちごジャム

オニオンスープ

白身魚のムニエル・クリームソース

コールスローサラダ・ドレッシング

フルーツ・オレンジ

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7.25夕食

ご飯270g

味噌汁(わかめ・万能葱)

豆腐ステーキ・胡麻風味ソース

ほうれん草と笹身の三葵和え

南瓜の甘煮

ヨーグルト

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7.26朝食

ご飯270g

味噌汁(小松菜・えのき)

厚焼き卵・ブロッコリー

ひじきの煮物

梅干し

牛乳

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7.26昼食

ご飯270g

ポークカレー

マカロニサラダ・レタス

フルーツ・パイン

らっきょう

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7.26夕食

ご飯270g

清汁(庄内麩・みつば)

うなぎ蒲焼き

冷やし鉢・じゅんさい添え

長芋のお浸し(千切り)

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7.27朝食

ご飯270g

味噌汁(かぶ・椎茸)

ソテー(ハム・キャベツ)

まぐろフレーク・ミニトマト

焼きのり

牛乳

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7.27昼食

ご飯270g

チキンカツ

ところてん(蒲鉾 ・胡瓜)

フルーツ・すいか

べったら漬

ヨーグルト

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7.27夕食

ご飯270g

味噌汁(じゃが芋・すぐり菜)

さらさ蒸し

炒め物・むきえび

浅漬け(胡瓜・人参)

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7.28朝食

ご飯270g

味噌汁(厚揚げ・いんげん)

切り昆布炒め煮

お浸し(白菜)

お魚ふりかけ

牛乳

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7.28昼食

ご飯270g

山椒焼き・鯵

しゅうまい(2個) たれ

みぞれ和え・大根・枝豆

フルーツ・バナナ

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7.28夕食

ご飯270g

味噌汁(絹さや・えのき)

冷しゃぶ

マヨネーズ焼き・南瓜

たくあん漬け

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7.29朝食

ご飯270g

味噌汁(小松菜・しめじ)

そぼろ煮・大根・人参

納豆(粒)・たれ

しば漬け

牛乳

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7.29昼食

そうめん

そうめんつゆ

かき揚げ

そうめん具

和風サラダ

フルーツポンチ

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7.29夕食

ご飯270g

清汁(ハンペン・舞茸・ミツバ)

鯖の味噌煮

肉じゃが・豚肉

浅漬け(胡瓜)

ヨーグルト

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7.30朝食

ご飯270g

味噌汁(麩・かぶ)

厚揚げ煮物

お浸し・チンゲンサイ・糸削り

細切り昆布佃煮

牛乳

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これで退院です

たったの一週間ですが、結構ありますなー

 

ほとんど動かない病人にしては結構量が多いかなーと思いますが、

毎食全部いただいても、ちょっと痩せましたね;;

 

私の年齢でこの量ですが、年齢、病状によって

ごはんの量が違っていたり、

おかずの種類が違っていたり、

あらかじめ要望を言っておけば、ごはんをパンや麺に変えてくれたり、

足りない場合はご飯の量を増やしてくれたり、

週に4食は選択メニューもありますし、

乳製品が苦手な人は、牛乳をゼリーに変えてくれたり、

病院により違うのかもしれませんが、

私の行っている病院は親切だなーと感じることがとても多いです。

ありがたいですよね。

 

でも、もう戻りたくはないなー・・・


病院に持って行ってはいけない本

2008-07-08 21:57:42 | 入院・病院

今日は病院の日

診察前検査として血液検査がある時は、いつも診察の予約時間よりちょっと早めに病院へ行くようにしている。

どうしてかといば、単純に遅いと混むからという理由もあるが、その検査結果が出ないことには診察も出来ないので、ちょっと早めに受付前に採血だけを済ませるようにしているからである。

だから私は今日も早めに家を出る筈だったが、ちょっと寝坊してしまい、病院に着くのがいつもより10分位遅くなった。

たったの10分

でも病院の朝は、この10分が順番待ちでいくとかなり後ろに後退してしまう。

そして順番が後ろに後退するという事は、時間にすると更に後退してしまうことになる。

着いた時には10分程度の遅れが、要約採血が終わる頃には30分近くになり、受付を済ませる頃には、もう既に患者さんで椅子が大分埋まっていた。

いつもであれば、私が待合室に付く頃にはまだ椅子が結構開いていて、私は科の受付からは離れたところにいつも座る。

ところが今日は流石に混んでしまっていて席を選べるような状態ではなかったから、受付の真前に座った。

私はこの受付の前っていうのが結構苦手であり、どうしてかというと、かなりこの受付の作りがオープンな感じになっていて、まともに対面しているから、何となく目のやり場に困るからだ。

でも座れた方がいいので、仕方なくそこに座ったが、そこは実によく患者と受付とのやり取りの会話が聞こえてくる。

ある中年女性二人組みは、仕事の都合で順番を早くして欲しいようなことを訴えて受付の人がしきりに説明しているし、あるおじいさんは診察前の採血が無いはずだったのに採血することになって駄々をこねている。

まぁ~、それはそれで私の退屈しのぎにはなっているけどね、私だって人の文句ばかりを聞いているのはハッキリ言ってゴメンなのだ。

そもそも今日の私は待ち時間も退屈せずに済む筈だったのだ。

あのフレーズを読むまでは!

私は今朝出掛けにたまたま思い付き、本立てに立ててあった文庫本を一冊セカンドバッグにしのばせておいた。

そして待合室でその本を読み始めた。

自分の本棚から持ってきたのだから、前に読んだことのある本だったが、内容は当に忘れ去っていたから、初めて読むように最初は楽しかった。

だが、その楽しさが問題だった。

私を大変な状態に陥らせたのは、ほんのワンフレーズ。

その本は、作者の面白いエピソードを短編でたくさん綴った本であったが、その中にこんなエピソードがあった。

その若い女性作家は、友達の男性に面白がってよくこんな事を聞いた時期があったそうだ。

”もしもこれから一生を無人島で生活しなければならなくなったとして、連れて行くならどっち? 「人魚」と「魚オンナ」”

魚オンナとはつまり、下半身が人で上半身が魚という、なんとも奇妙な生物の事である。

これに対しては若い男性達から、たくさん面白いことが聞けたと書かれていて、会話できた方がいいとかいう格好つけた意見から、単純に自分の性欲を満たしたいという素直な意見までいろいろ。

中には、魚おんなとの間に子供が生まれるとしたら、やっぱり魚オンナなの?という質問があり、作者がどうして?って聞くと、もしも人間の子が生まれるならその子が大きくなるのを待って・・・云々

多分普通だったら、それが一番最強のおばか回答だと思うだろうけど、まだそれが序の口だと思わせる人がいたというのである。

その人はボ~っと作者の方を見据えたまましばらく考えて、質問の意味が分かっているのかどうなのか不安になってきた頃、ようやく一言こう言ったのだそうだ。

「食える部分はどっちが多いんだ?」

・・・・・・・

私はこの堕ちのワンフレーズに見事に負けた。

つまり、みんな待ち時間でイライラしていて、どこか体に不具合を持っている人が大勢いる、その込み合った病院の待合室で私は見事にツボにハマってしまった訳だ。

もう可笑しくて可笑しくて後一歩で拭き出すところを私はひたすらこらえトイレに行った。

そんな時に限ってトイレにも誰かいるもので、私は先客の隣で用を足しながら、それでも面白くて多分かなりニヤついていたから、傍から見ればちょっと精神的な病気があるように見えたに違いない。

「食える部分はどっちが多いんだ?」

それで私の読書は終わった。

待合室の席に戻ってからも、私は受付まん前の席でまた思い出した。

「食える部分はどっちが多いんだ?」

結局診察室に呼ばれるまで、そのワンフレーズは私の心を支配し続け、ツボにはまりまくったのだった。

そうそう肝心の診察は、薬は現状維持

そして血液検査の結果は、ステロイド服用者とは思えないほど、優等生。

だそうである。

でも今日の病院でなにより記憶に残ったのは、診察結果でもなければ、待合室の人観察でもなく、

「食える部分はどっちが多いんだ?」

これであったことは、言うまでもない。


採血の時、どうして親指が中なんだろう?

2008-03-23 19:02:06 | 入院・病院

採血する時、どうして親指を中に入れてグーを握って下さいといわれるのか、ちょっと疑問だった。

そして思い出したように、ちょっとだけ調べてみた。

私が疑問だったのは

”親指を中”

というこの部分だけで、

グーに握るのは力が入ると血管が浮き出て針を刺しやすくなるからだっていうのは分かる。

でもどうして親指が中なのかがよくわからない。

親指を外に出した方がたくさん力は入るのに?何故

そんな疑問

最初に言ってしまえば、実は調べてもよくわからなかった。

いろいろ見てみると、そうした方が血管が浮き出やすいからという曖昧な意見が多く、それは確かに分かるが、構造的に何か理由があるのかと思っていただけにちょっと残念な結果。

どうも親指を中に入れて握ることで余分な力が入りにくいようにするためというのが、一番理にかなっていそうな意見だった。

採血する時は、最初に駆血帯(クケツタイ)を巻くから、手を握って力を入れるときにも、それほど余分な力はいらないらしい。

確かに親指を中に入れた方が腕に力は入るが、肘の内側の窪み付近の丁度針を刺すような部分には筋肉が露出しずらい。

血管だけが浮き出ればいい訳だから、多分筋肉まで出てしまうとかえって邪魔なのだろうと解釈することにした。

それとついでにもう一つ分かった。

肘の内側の窪み

これにも名前があるんだね。

肘窩(ちゅうか)というんだそうだ。

静脈注射にもよく利用されるとWikiにも書いてある。

小さな疑問でしたとさ


留置針

2008-03-19 21:46:11 | 入院・病院

突然思い出したんです

点滴の事

最近では24時間点滴するときや、

一日に2回朝晩とか点滴する時、

何度も針を刺さないように、そして患者が動いた時に針が血管を突き抜けたりすると危ないって事で、留置針というのがよく使われる。

用はカテーテルの事なのですが、刺す時は注射針を指して、尖った針の部分を抜き、血管の中には細いチューブを残すっていうのが最近は当たり前のようだ。

でもね、20年くらい前

私が繰り返し入院していた頃、24時間点滴はまだ針だった。

24時間注射針が腕に刺さったまま、そのまま何日も過ごす。

具合が悪い時も、歩けるようになっても、

動き回りたい盛りの中学生が、

24時間点滴をぶら下げているのはなかなか耐え難いものがある。

しかも腕には針が刺さったまま。

注意しろと言われても、慣れて来れば腕を動かしてしまう。

そんなもんだから、腕の中ほどに点滴の針を刺される。

そうすると腕を動かしてもある程度は大丈夫。

ところが何度も同じ場所に針を刺すと腫れてきてしまったりするから、

そんな時には関節部分に針を刺す。

当然腕は曲げられない。

けれど曲げる。

それはそうだよ、腕を真っ直ぐ伸ばしてるのって辛いもん。

だからそんな時はどうするかというと、

腕の関節に長さ30センチ位の板を添え木にして、関節の上下を縛られる。

そうすると腕は全く曲がらない。

そうやってそのまま3日位過ごす。

そして要約点滴針の刺し替えの為に板を外してもらうと、今度は腕が曲がらない。

痛くて腕が直ぐには曲がらないようになるんですよ。

多分3日も腕を伸ばしたまま過ごしたことは無いかもしれないけど、そうなる。

これが小児科ではよくあって、腕に添え木をして歩く光景は昔はよくあった。

さすがに木を直接ではなく、タオルを巻いた木を添えている訳ですが、これが汗をかくと痒かったりして、汗疹が出たり結構大変。

だからあのチューブが初めて自分の静脈に入った時、私にとっては革新的に感じたんだよねぇ~。

わかるかなー、この気持ち。

あのチューブは私にとってすごく嬉しいものなんですよ(^_^)