これ、今日私が乗ってたバンのタイヤです。
車に変な震動が連続してあったから、どうしてかと調べたら、履き潰そうと今年の夏履いていたスタッドレスがこんなんなってました。
タイヤの硬性を上げるための金属のワイヤーが飛び出て切れていても空気は抜けてません。
このままあと何日か走り続けたら間違いなくバーストします。
バーストっていうのは、パンクと違ってタイヤが破裂することをいいます。
パンクだと走行中でも空気が徐々に抜けるので、なんかおかしいなって気が付いてから車を路肩に止めるなり出来ますが、バーストすると一気に車の姿勢が変わったりしてとても危険です。
タイヤの表面はまだ夏タイヤとして機能するくらいの残り溝はありますが、この場合は先に内部の金属ワイヤーが切れてしまい、タイヤ本来の丸い形を維持できなくなり、タイヤ表面のゴムを突き破ってワイヤーが外に飛び出してしまったようです。
タイヤのブロックとブロックの間の溝の部分が弱いので、そこから裂けてしまっています。
山はあっても年式の古いタイヤではこういうこともおこります。
このタイヤにもゴムの表面に細かいひび割れがあったりしました。
リヤタイヤだったので、乗っていてもちょっと振動があるだけでハンドルにも震動は伝わりませんから、ちょっと鈍感だと気が付かないかもしれません。
日ごろの点検って大事ですね^^;