近頃、携帯電話の行く末に興味があるんです。
会話が出来て、テレビが見れて、文字が送れて、財布代わりにもなり、インターネットも出来て、音楽のプレーヤーになって、カメラになって、ゲームも出来てしまう。
未だかつて、ポケットに入る大きさでこれだけの機能を持った機器が、他には思い当たりません。
だって、ちょっと前までこれら全部をもって歩くとなると、ポータブルテレビ、クレジットカード、ポケベル、ザウルス、ウォークマン、カメラ、電話などなど、一個一個が必要だったんですよね。
でも求められているものがチグハグだっていう所が面白いところで、出来るだけ薄く小さくの携帯性と大画面のテレビ、操作性の簡単さと多種多用な機能
物理的に相反するものが求められているところが、非常に面白く興味がある部分です。
これって別のものに例えると、出来るだけ低い高層ビルを建ててほしいとか言っているようなもんなんですよね。
でもでも欲深い現代人、それを一体どうやって解決してくれるのか見ものであり、不安でもあり、私の中の注目度は高いです。
もしかしたら写真屋さんのように、新しい方式の機器の出現によって消えつつある職業もありえてしまう怖い一面もあります。
だから私はそういった新しい機器の出現に期待はしておらず、あくまでも興味があるだけです。
その内、洗濯機と冷蔵庫と電子レンジと食器洗い機とテレビが一緒になる時代が来ないとは限りません。
可能性というのは、いい方向ばかりではなく時には悪い方向へも働いてしまう事があるものです。
オールインワン
船頭多くして、船山に登る。
なんかそんなイメージが私にはあるよ。