先日、急激な体調不良があったので、休日の今日はゆっくり過ごすようにしていましたが、
薬はきっちり飲んでいます。
あれが少しトラウマになっているような感じではあるけど、私にとってはいい教訓になりました。
最近では一ヶ月に4日程度もぽつぽつと飲み忘れがあったりして、
その頻度が増えつつあった時だったんですよね。
ちょっと軽く見すぎていました。
薬の作用により機能が停止している副腎という臓器は、僅か5グラム程度で、
左右の腎臓の上に乗るようにしてありますが、
その小さな臓器が人の体に与える作用は絶大でしたよ。
各種ホルモンが人の体に与えている影響を、絶不調という形で体感してしまいました。
体のすごいダルさもそうですが、
とにかく注意散漫になります。
集中力が低下し、やる気もなくなります。
異常な暑さや、変な発汗もあったりして、
水分がやたらと必要になり、暑さのせいといえないほどの異常な量の水を飲みました。
息切れもしていないのに、立っていられないほどの疲労感が絶えずあります。
そんな症状が続きます。
僅か2日の出来事です。
それだけ大きな作用をしている臓器が不全になっていると思うと、不安ですよね。
泊りがけで2,3日出かけるなんてことになって、ステロイドを忘れるなんてことがあったら、どうなるか今は想像できます。
普通であることを私は人口薬にお任せしていることになります。
実際に私が必要としているのは、ステロイド薬の効用の中でも抗炎症作用や免疫抑制作用ですが、他のホルモンに比べるとステロイドホルモンの受容体は体の全身いたる所に散らばってある為、いろいろ副作用も多義に渡ります。
でもそういったリスクを知っていても、それを突然中止してしまうっていう事は、病気を悪化させることもそうですが、それ以前に正常に体が機能しなくなります。
薬は用法、用量を守って正しく使いましょうってよく言いますが、
社交辞令じゃありませんね、その通りでしたよ。