2022年9月18日 山歩き(きのこ採り)始動!
まずは例年通り マイタケからスタート
いつも年初めに行く山は、残念ながら8月の大雨で道路が崩れ通行止めで行けず、時期的には少々早めかな~と思いながら別のお山へ向かう
そういえば、土砂崩れで行けなかったほうの山は去年 沢を歩いていてクマに出会った
去年は雨が少なく、沢に水が流れていなかったから本流まで水でも飲みに降りていたのだろう
私は去年、6時間山林を歩き回りで一つのキノコも見つけられず、車で林道を通る帰り道にちょっと欲を出し、通りかかった沢が気になって立ち寄った。
リュックを置いて、軍手とスパイクの靴だけ履いて、ささっと沢を駆け上がる
適度に広く、坂もなだらか歩きやすい
200メートルほど沢を登っていくと開けていて、そこから先は急坂であったし、結局キノコらしきものもなかったので、あきらめて振り返り10歩ほど小走りで沢を下った時だった。
20メートルほど下流の左手側の林に、なにか大きなものが ばさっばさっ と駆け込む音がしてシーーーンとなった。
おそらく、私のほうが先に発見されたのだろうと思う。
カモシカかなと思ったが耳を澄ますと、ゔぅ~ゔぅ~ と興奮したような唸るような息が聞こえる
直観的に やばい と思った
幸いにも、腰のベルトに付けっぱなしになっていた 熊撃退スプレー があった
相手がなにかもわからぬまま、とりあえずスプレーを取って、安全ピンを抜きすぐに発射できるように待機
その間、5秒か6秒である
束の間の静止状態
そしたらおもむろに林の中を駆け、こちら側の走って近づいてくる音が ばっさばっさと聞こえ、私から5メートルほど距離のある真横の木に飛びついて、あっという間に3メートルくらいの高さまで駆け上がった動物が、真っ黒な熊で 体調はたぶん1メートルちょっとくらい。
巨大なわけでもないが、子熊でもなく、かかってこられたら素手で勝てる気がしない大きさだった。
私もすごく怖かったけど、熊も熊で怖いもんだから、木に登って敵を目視したかったのだと思う。
私は怖いし焦るし、下流側に行けなければ車に戻れないので、これはチャンスだと思い思いっきり下流に向かって数メートル走った。
そしたら熊はそれを見て、あっという間に木を降りて林を抜け、沢に戻ってきて私の上流側へ出てきて、右往左往猛ダッシュ、猛スピードで興奮して動き回り、とにかくそのスピードの速さといったら、のんびりした熊のイメージからは全く想像できない
私は私で、沢に熊が出てきたもんだから、再び熊のほうを振り返り、スプレーを構えロックオン
でも、距離が10メートルほどあるから、とりあえず相手の出方をうかがって、かかってきたら引き付けて確実に噴射しようと興奮状態の熊に向き合っていると、熊は上流の急坂を駆け上がって行ってくれた。
それを見てから、私は私で今度は下流に向かって猛ダッシュ!
無事、車に戻ることができた。
それが去年 さて今年は
少しだけど初物採れた
どんぐりもあって、熊も安泰?
ミズも収穫