洋服をかける場所が乏しい私の部屋
畳むとしわになるし、かといって洋服かけを床に置くと狭くなるしということで、
吊り下げ式の洋服かけを作ってみました。
既製品も電動のものがあるのですが5万円くらい
手動式も1万5000円以上で、物干しとして売ってますが、高いですよねぇ~。
ならばホームセンターで滑車を組み合わせて作ってみようと思ったわけです。
最初作ったものはもっとも単純にこんな感じに作りました。
左右の輪っかに棒を差し込んで服をかけるわけですが、
実際に服を下げるとこれが重いのなんのって・・・
そこで改良してみます↓
服をかけるとこうなります↓
動滑車にして半分の力で上下できるようにしました。
でもまたここで問題が・・・
これだと上が一点で吊ってあるため、
服のバランスが崩れると斜めになってしまい使い物になりませんし、
更に回転してしまうので綺麗に収まりません。
そこで左右に滑車を付けて今度は下の図のようにしました。
これだと力も1/4で済みますし、
二点吊りなのでバランスもいいし、解決したように一見思えるのですが、
実際にやってみるとこうなります↓
考えてみれば当然なのですが、
片方から紐を引っ張るわけですから、片側から順番に上がっていき、
稼働時に物干し部分が傾きバランスは全く取れません。
これだとまったく話になりません
ということでこれを改良しました↓
片側から引くからダメだったわけですので、
左右に固定点を設けて中央から紐を引くようにしました。
これなら固定点からの距離が一緒ですので、左右均等に持ち上がります。
ただし、欠点は中央から紐を引かなければならないので、
紐が二本になってしまうことです。
オイラーの一筆書きの法則により、ここを一本にすることはできません。
それと、これも動滑車になってますが、
ただ抵抗が大きいのか少し重いです。
なのでさらに力軽減策を設けました↓
これで最終案です。
ひき手側にもう一か所、動滑車を設け、
ここで力を軽減させます。
スムーズに軽くなりました。
ただ一つ短所を言えば、紐が長くなってしまうこと
でも力を軽減するために紐が長くなるのは仕方がないですので、ここは妥協します。
そして、写真はこちら
下がっている状態↓
上げた状態
これで室内の有効利用に一役かってます。
上下も簡単ですし、道具も踏み台もいりませんし、
なにより邪魔になりませんから、しばらくこれで使ってみます。
価格は、棒は家にあったものを使ったので、
それ以外の総額は滑車が一個200円を6個
ロープは百円均一で6メーターが二本で200円
ロープを結んだり、滑車をひっかけたりしたフックが全部で200円
合計1600円也
値段対効果は結構大きいと思うけどなぁ~
ちょっと時間かかりましたけど・・・