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ステロイドのこと(ムーンフェイス)

2007-03-10 18:14:51 | ステロイドのこと

飲んでいる人は分かると思いますが、たくさん飲むほどに副作用の大きな薬です。

どんな病気ということなく、様々な病気の患者さんが飲んでいます。

どうしてステロイドを飲むと、悪化した体調が改善されるのかは、未だ詳しいことはわかっていないようですが、

でも効いてしまうから使うのだそうで、かなり怪しげですが、

この薬によりたくさんの人の命が助かっている事実がある以上、

副作用があっても使わざるを得ません。

私は免疫系の病気(シェーグレン)で飲んでいるのですが、確かに私にも効いています。

でも副作用もあります。

私にとって中等量弱程度の量である20㎎では、まずニキビがたくさん出て、頬に厚みが増します。

95パーセントの人はムーンフェイスといって顔がまん丸の状態まで太ってしまうようですが、

幸い私の頬には元々脂肪が少なかったせいか、厚みが増しただけで外観は全く分かりません。

人の頬には、赤ちゃんの時に体温調整をする為の褐色脂肪細胞という細胞がたくさんあり、

その脂肪細胞があるから赤ちゃんの頬はふっくらとしているのです。

ですが大人になるとこれが前駆細胞という脂肪細胞をほとんど持たない細胞に変化して、顔がほっそりとしてくるのだそうですが、

頬から脂肪細胞自体がなくなったわけではありませんから、大人になっても前駆細胞は顔にたくさん残っているそうです。

ですから、この前駆細胞に再びたくさんの脂肪が付いてしまえば顔が太ってしまうわけで、

ステロイドをには脂肪を増やしたり、肥大化させる傾向があるため、ほとんどの人がその影響で顔が太ってしまうんです。

これは副作用的には痛いわけでもなく軽度と解釈される場合が多いようですが、やっぱり嫌ですよね。

精神的には重度ですから。

ところが困ったことにこの症状、

ステロイドがかなり減らないと消えないそうで、

私が聞いたところでは一錠以下(プレドニンで5㎎以下)ということでした。

私は10mg飲んでいる現在、頬の厚みはやっぱり厚いです。

ふぅ~。

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