ステロイド内服者の副作用として、
見た目や体感で直ぐに把握できる、多毛やムーンフェイスや高血圧、感染症などと、
そうではなく、時間の経過と共に蓄積や減退により徐々に進行し、
それを身をもって感じるようになった時には症状も重度になっているような、
ステロイド糖尿や骨粗鬆症などありますが、
これらは体感がほとんど無いままに進行してしまうので、
私は日ごろの食事にも気を使うようにしています。
これを書いている現在は毎日メドロール8㎎(プレドニン換算で10mg)を服用していますが、
この程度の量であれば感染症は少なくなる(無くなる訳ではありません)そうなので、少し安心ですが、
ステロイド糖尿や骨粗鬆症のような時間の経過と共に悪化していくという性質がある以上、
自分で意識的に行う日ごろからのケアが必要であると私は思っています。
ステロイド糖尿に関しては、
ステロイドを内服しないようになれば治るという事ですが、
もしも自分が元々糖尿病の因子を持っていた場合、そのまま糖尿病となってしまうということで、
出来ることならば甘いものは食べないようにしています。
ですが、全く食べてはいけないという訳ではありませんし、そういった食事制限がある訳でもなく、
仕事などでお茶菓子程度は食べる機会がたびたびあったりするので、
そういう場合に少しだけ頂き、
自分から甘いものを食べたり買ったりすることはほとんどありません。
特に缶ジュースなどは糖分がすごいので、甘みの少ないものを選択しています。
骨粗鬆症に関しては、今のところ予防する為の薬は飲んでいませんが、
ステロイドを現在の量のまましばらくは飲むことになっている為、
今のうちから予防薬を飲むことを進められていて、近いうちに飲み始めることになるかと思います。
一日2mgなどの少量のステロイド内服を続けている人であっても、
内服し続けると骨粗鬆症は確実に進行します。
転んで手をついただけで骨折してしまったりします。
ステロイド使用者の骨折経験者はなんと4人に1人という高確率なんだそうですね。
少ないから大丈夫と思っているのは、実は大間違いなのだそうですよ。
他の副作用と違い、人により出たり出なかったりといったものではなく、
骨粗鬆症に関しては、そのままほうっておくと全員が進行し、
当然ステロイドを内服しなくなったからといって
一度内部がスカスカになってしまった骨は簡単に元には戻りません。
とても時間がかかりるのです。
骨はカルシウムの貯蔵庫と言われていますが、
ステロイドによってカルシウムが体内に取り込まれずらく
体外排出されやすいということもステロイド骨粗鬆症の原因の一つということで、
私はカルシウムを多めに摂取し、
同時にカルシウム排出に一役駆っているシュウ酸を多く含む植物や脂肪や糖分も控えめにするように気を使っています。
今の自分の食生活をまとめると、
低脂肪カルシウム牛乳を多めに飲み、
糖分のないヨーグルトを食べ、
シュウ酸の多く含まれるほうれん草や紅茶、緑茶、ビールなどは控え、番茶を飲み、
コーヒーは飲んでもブラックで糖分を控え、
高脂肪の食物を控え、めざしなど骨ごと食べられる魚を食べる。
正直言ってスーパーに行ってもほとんど買えるものが無いのでつまらないですが、
でも、控えるようにしている食べ物にあまり不便を感じるものが含まれていないので、
慣れてしまうと私個人的にはそれほど苦ではありません。
あーよかった。魚介類禁止やアルコール禁止じゃなくって。
そんな感じです!(^^)!
下記クリックで本ページのその他病気関連記事にジャンプします
http://fake.blog.ocn.ne.jp/whitemoon/cat5589774/index.html