青空に白い月

ゆったりゆるりと生きましょ~よ

自然の楽しみ方

2013-10-14 22:07:36 | 山と地図

Dsc01022

いきなり石のような物体の画像登場ですが、

昨日、キノコ採りのふもとで拾ってきたものです。

 

大きさは漬物石くらい。

重さは7キロか8キロくらいと言ったところでしょうか。

 

おそらく40代程度までの人は見たことがある人の方が少ないのではないでしょうか。

 

これ、化石燃料。

石炭です。

 

昔、炭鉱の跡地だったところで、このくらいの大きさの石炭がごろごろと転がっています。

 

結構重く、ところどころが鋭利に尖っています。

尖ったところを指で強く押すと、ぽろっと欠けて、かけたところがまた鋭利に尖ります。

 

硬いことは硬いのですが、落とすと割れてしまうもろさもあります。

 

やっぱり石ではないんですねぇ~

 

化石燃料ですから、化石です。

 

化石は形あるものは珍重されますが、

石炭のように植物が蓄積され土がかぶさり、圧力と温度によって炭化してしまうと燃料になるわけです。

 

でもこの黒い塊が元々は植物であり、石炭としてそこで発掘されていたということは、

そこは昔から緑に覆われ、私はその上のほんの表面で今はきのこを採っている。

 

記録に残らない自然の積み重なった歴史の上に人は立っている。

 

人は人としての歴史はあっても、地球に歴史を残せるほどの歴史はなく、

 

地球が積み上げた歴史を消費している。

 

いつか消費した以上を返してあげる日がきたらいいが、それはないだろう。

 

木はすごいよ

 

光というエネルギーを得て育ち、葉を落とし、土を作り、水を貯め、地球を少しずつ大きくしているのだから。

 

いろいろ感じること

これも山の楽しみ