今日は、65年前、日本が終戦した日
終戦直後は、誰もそれを喜んだ人はいなかったと思います。
戦争の勝ち負けは国であり、
民はどちらにしても多くの命がなくなりますから、
勝敗に関係なく、多くの悲しみが残ります。
終戦しても、多くの悲しみは残る。
私の住んでいるところの近くでは、14日に大きな空襲がありました。
小さな頃、その話を聞いたりしたものですが、
今、改めて本を見てみると、
その酷い参上に愕然とします。
終戦一日前の8月14日 10時27分から15日朝3時30分まで絶え間なく続いた爆撃音。
134機のB29。
1万2047発の投下爆弾
日本最後の空襲があった場所が土崎の日石製油所です。
その空襲の本をうちでは取ってあります。
紙芝居のような絵と共に、耐え難い過去が鮮明に書かれています。
一部抜粋です。
ピカッと光って、
ガァンと全身をたたく破裂音。
熱い風のかたまりが顔をおそって、
ウッとむせかえります。
髪が熱い。
夢中になって逃げました。
どのくらい走ったでしょう。
我にかえると、
べっとりと、なまあたたかい背中。
みると
背中のわ・が・子・の
首がありませんでした
以上、一部の抜粋です。
全て現実にあったことです。
感想すら言葉になりません。
二度と繰り返すことがありませんように