文句言おうとして声かけてきたおばあちゃんでも、
見知らず私たちに話しかけてくれた優しい人のように思えてしまうのが、
旅の途中だからこそ感じる人情の不思議さよね。
そのおばあちゃんに、駅までの道を尋ねてみた。
おばあちゃんの言った通りに歩いていると
最近銀座にオープンして話題になった「H & M」を発見した。
(ちなみにさすがに最近は行列はできてないが、
オープンして3ヶ月間は恐ろしいほどの人気で長蛇の列でした)
が、
娘は写真↓のお店に釘付けになり、ズンズンと中に入っていってしまう。
洋服を買ってあげる予算すらないので、「見るだけよ」と娘の背中に投げかける私であった。
あ、おばあちゃんの言ったとおり、
パサージュをみっけました。
パリではいつも行きたいと思いながらも行けずに終わっていた私・・・・。
ここオランダ、デン・ハーグでパサージュ体験の夢実現!
今でも思い出せるのは、趣味の店、とでも申しましょうか、
絵画や洋裁などのキットや用具、そしてハガキなどを売っている店でうっかり1時間はより道をしてしまったことだ。 東京でいうと自由ヶ丘みたいな、小規模なショッピング・ビルを発見。
どれどれとアーケードをくぐって進んでみると、↓写真のような広場に遭遇。
この写真の建物、ファサードだけを残して、リノベーションしている↑。
オランダは建築が本当にユニークだと
娘と2人で建物にうつる雲(写真↓)が動いていく様を見入ってしまった。 ぽかーん、と口を開けて!
←この写真のおばあちゃん(後ろ向き)、私たちに文句をつけようとして、「あら、私の勘違いね、ごめんなさい」と急に優しく笑顔を振りまいてくれた。
どうやら、このテーブルと椅子に腰掛けられるのはすぐ前のコーヒーショップで飲み物やスナックを買った人だけのようで・・・・。 つまり、この椅子とテーブルはコーヒーショップのお客さん専用なのだということを、伝えたかったらしい。(と説明してくれた)
ところが、私たち親子はそのお店で買ったコーヒーを飲んでいたわけで、
文句のつけようもなかったというわけだ。
おばあちゃんはお店の回し者か?
あるいは、ふとどき者には注意してしまうのがオランダ人気質?
駅までの風景の中で、最初に訪れたビエンホフについで、
気になったのが「聖ヤコブ教会(デン・ハーグ)」だった。 いわゆる直観というやつで、
その周辺が面白そうな気がしていた。で、トラムを聖ヤコブ教会前でトラムを下りてみた。 赤い扉がかわいい、と記念写真。
まだ、朝早かったので、人気のない木陰のベンチ。本当に理想的な静けさと、可愛さがあふれている。
木陰で記念写真。(相変わらず、娘のみ)
すごーく古い外壁で、
黒ずんでいる。
でも、カワイイのは赤がポイントになっているから!
旧市庁舎界隈にはカワイイお店やパサージュがあるのだ。
本日はまず、ハーグを探索して、午後からユトレヒトへと行くことを決めていた。
ショッピング・モールの袋(中にはカップ・ヌードルが6個)をさげて、隣接するマルクト広場へ行く。
市庁舎が広場の中央にある。 私と映水がマーストリヒトで訪れた唯一の観光スポットがここ↑、「マルクト広場」だった。 マーストリヒトを20時23分に発つ列車に乗る予定だったので。
あいにくマーストリヒトでは3時間くらいしかいられなかった。
でも、十分楽しめた。
町がきれいで、食べ物が美味しくて、そこそこ英語も通じたからだ。
娘は行列の出来ていたワッフルやさんでこの旅で初めてのワッフル体験をした。
さて、さて、みーんな歩きながら食べていたので、娘も郷に入っては郷に従え、です。 石畳の感じがめちゃくちゃ好き。マーストリヒトは想像以上にステキでした。 5時までに着いていれば、
聖セルファース教会で聖セルファースの銅像と聖遺物箱を見たんだけどね・・・・。 聖セルファースはマーストリヒト最初の大司祭です。
この日はEINDHOVENで乗り換えて、23時10分にはマーストリヒトに着くはずが・・・。
電車が急に運行中止になって・・・。
更にロッテルダム(ROTTERDAM)で乗り換え、←22時50分
またまたゴーダ(GOUDA)で乗り換え、←23時35分
デン・ハーグにたどり着けたのは、
夜中の12時を過ぎていた。
駅前からトラムに乗って、ホテルに帰ったが、トラムには同乗者が何人もいたし、
安全な町で、いや、何事もなくて本当によかった。
マーストリヒトにある MOSAE FORUM(ショッピングセンター)の地下でスーパーを見つけると、
勿論、探索することにした。 というのは私と娘の貧乏旅行では暮らすように旅をする、とうのが要なのだ。
ていうか、外食はできるだけ控える、ということね。 アムステルダムでもマルタでもそしてデン・ハーグでも頼りになったのは湯沸かしポットだった。
アムステルダムのホテルでは部屋に備え付けられていた湯沸かしポットで日本から持ってきたカップ麺をすすって食費をうかし・・・。
マルタのホテルは(余りにもひどかったので、)ポットなんて部屋には置かれてなかった。ついに、マルタ島のスーパーで湯沸かしポットを買ってしまったのだ。 で、デン・ハーグにはその購入したポットを持ってきてあった。といってもハーグのホテルでは紅茶・コーヒーのポットセットがあったので、実は必要なかったのだが。 まあ、そう言うわけで、スーパー=カップ麺探しなのだ。
で、あった。あった。
日本製のカップ麺、カップ・ヌードルを見つけたのだ。
これは本当にラッキーなことだった。
もちろん、電車で2時間かかる帰路のことを思って、
ちょっとためらう気持ちがあったものの・・・、食い気がそれを凌駕した。
つまり、大量に購入した(写真↑)。
ほぼ、半年以上経った今でも、マーストリヒトの新ショッピングセンターでの体験を生々しく思い出す。
マーストリヒトはオランダの中でも食文化の水準が高い、そこでほぼ一ヶ月ぶりに和食を・・・・、しかも、お寿司を味わえたのだ。
イートインのスペースがあって、
どの店で何を買おうと自由にそこで食べていけるようになっていた。 夕食に11.95ユーロでお寿司を食べれるなんてことは夢のようだった。 う、味?
日本で食べるテイクアウトのお寿司とまったく同じ。さすがにマーストリヒト、とその洗練された味に脱帽でした。
ちなみにレシートによるとこのショッピングセンターの名前は「W.C. MOSAE FORUM」住所は 6211 CE MAASTRICHT
マース川を渡って(駅の前にある通りから) 新しく出来たショッピングモール(MOSAE FORUM)を目指す。
え、観光しないのかって?
既に夕方になっていたので、一カ所だけセレクトせざる得なかった。 それが、ショッピングモールだったというわけ。ショッピングをしたかったからじゃない・・・。
↑」ほら、これがショッピングモールの地下広場。近代的かつ洗練されていて、日本にだって、丸の内あたりにありそな感じでしょ。(注:足下→石畳になっていていかにもヨーロッパ) ところが・・・・・。
地上に上がっていくと、見えてくるのが・・・・。 赤煉瓦の外壁! どんどん引きにして建物を見ていくと、どんどん赤煉瓦の壁が出現して・・・・・。
ほら、こんな風に地上では昔ながらの赤煉瓦の外壁を活かした建物なんです。 このショッピングモール、修道院だった建物(教会)をリノベーションしてつくったもの!なのだ。 その鮮やかな建築術(そんな言い方ないかもしれないけど)とやらを拝見したかったのよね。
どうでしょ。
鳩山総務相が文句をつけた東京中央郵便局建て替えの件、
文化的側面からは「もっともだ」と納得しますね。 でも、文化的側面というより、政治的、経済的なにおいがしてしまうのが日本における悲劇そのものな気がしてしまう・・・・。

駅前の通りWycker Brugsr.を歩く。
↑のようにサブウエイやマクドナルドが
こんな風に町にとけ込んでいて、妙に感動してしまった。
いっちょまえにおしゃれにしつらえてあるわけで、
古き良きものを残しつつ、進化しているヨーロッパの
町づくりには脱帽だ。

時間があったら絶対立ち寄ったんだけど。
私好みのインテリアのお店↑を発見。

通りの反対側に娘が入りたいお店を見つけた。
おいおい、時間がない、というと
ちょっとだけ、といって本当にさっと見て戻ってきた。
化粧品や雑貨の店!↑

このお店、ただもんじゃない。
大物の品格を漂わせていた。ショーウインドウには
故レーガン大統領と元ファーストレディの写真が飾られている。
あとで調べたら、
「フリアンディス・ショコラティエ」というお店だと判明。

この駅前の通りから脇道を覗いてみる。
教会の尖塔がロマンチック!

白い町・トールンから列車で約30分、
滞在するデン・ハーグに近づくかたちで、
マーストリヒトに立ち寄った。
といっても既に4時にはなっていた。
↑駅の様子。なんだか大きな町っぽい!
が第一印象。

駅の周辺の様子。
花々がとってもきれい・・・。
町並みもただものではない感じ。
ちょっとパリの香りがした。
確かにここマーストリヒトは
ベルギーに近く、よってフランス文化の影響が
あってもおかしくないのだ。
1992年にこの町で欧州連合(マーストリヒト)条約が
結ばれた。現在のEUの礎を作った地なのである。

この駅前の道をずんどこ行くと、
マース川に出る。
迷わず、この道を娘と2人できょろきょろしながら、
進んでいった。