宇佐模型技術部(兎)

プラモデル、ラジコン,ウサギのブログです。

タミヤ TA08 ブレーキの調整。

2022年04月17日 | タミヤ TA08

 

 

 

 0.3秒!!

 

 

 

 これは何の数字かと言うと、レース時における速いマシンとのベストラップのタイム差になります。

 

 

 

 わずか0.3秒なのですが、アベレージではこれよりもタイム差が広がり、8分間の決勝レースではかなりの差になってしまいます。

 

 

 

 ある意味、大きな壁です。

 

 (;´∀`)

 ケッコウデカイヨ。

 

 

 

 ストレートのトップスピードやコーナーの旋回速度ではあまり差はありません。

 

 

 

 

 しかし、差が付いている部分はハッキリしています。

 

 

 

 腕の差が出る「ブレーキング」です。

 

 (;´∀`)

 ワッ、ワカッテルヨ。

 

 

 

 

 

 

 いつものコースでは、姿勢制御を含めたブレーキを使う場所が3ヶ所あります。

 

 

 ・ 全開区間からの減速が必要な第2コーナー

 

 ・ アンダーステアが出やすい中速コーナーの第4コーナー

 

 ・ 曲がり方でストレートでの差が出る最終コーナー

 

 

 この3ヶ所のブレーキングで大きなタイム差となっています。

 

 

 

 今回は「自分のテクニック」では何ともなりそうもないので、プロポの設定で何とかしていきます。

 

 (;´Д`)

 オテテハゲンカイデス。

 

 

 

 

 

 

 その前に、スピードコントローラーの「ドラッグブレーキ」の設定を「ゼロ」にします。

 

 

 ドラッグブレーキを切っていないと、凄く弱い「姿勢制御」のブレーキが安定しません。

 

 

 

 

 それではプロポの設定をしていきます。

 

 

 

 

 自分のプロポはスティックプロポの「EXEZS X」なので、設定画面が古いのは勘弁して下さいね。

 

 (;´∀`)

 フルイカラナ。

 

 

 

 もともとEPツーリングとGPツーリングではプロポの「EPA機能」を使って、ブレーキを少し弱めて使っています。

 

 

 

 TA08でブレーキのEPAを85パーセントで使っていました。

 

 

 

 タミチャレクラスでは「強いブレーキ」があまり必要と思わないので、

 

 

 

 「姿勢制御に振ったブレーキング」

 

 

 

 に変更して、タイムアップを目指していきます。

 

 

 

 まず最初にブレーキのEPAの値を下げていき、「ブレーキの弱くなるポイント」を探します。

 

 

 

 

 

 自分のプロポでは「72パーセント」を境に、急にブレーキが弱くなります。

 

 

 (この数値はプロポや搭載しているメカで変わってくるので注意が必要です。)

 

 

 

 

 この値を基準に姿勢制御をメインとしたブレーキを調整していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 EPAの数値が100パーセントの場合は、最高速からのブレーキで約1メートル位の位置で停止します。

 

 

 

 

 

 EPAの数値が72パーセントでは3メートル位で低速過ぎてブレーキが効かなくなり、3.5メートル位で停止します。

 

 

 この位のブレーキの強さを基準に、路面に合わせて調整していきます。

 

 

 

 

 次にブレーキ操作による「姿勢制御」のし易さを調整します。

 

 

 

 ブレーキの操作量で ニュートラル → 姿勢制御(弱) → 姿勢制御(中) → ブレーキ と使い分けていきます。

 

 

 

 

 

 EXPの数値を下げていきブレーキレバーの操作量が1/3位で姿勢制御(弱)、2/3位で姿勢制御(中)になる位に調整していきます。

 

 

 

 自分の操作した感覚では -70パーセント位で操作の使い分けができる様になりました。

 

 

 

 

 

 

 テスト走行した感じでは、かすかにモーターの減速音がする姿勢制御(弱)で中速コーナーのアンダーステアが抑えられた感じです。

 

 

 また、ストレートや最終コーナーの減速でマシンが制御が安定しました。

 

 

 

 結果、アベレージタイムが上がりました。

 

 (*´∀`)

 デキルヨウニナリマシタ。

 

 

 

 

 次回、レースに参加して成果をみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ブラシモーターの慣らしについて。

2022年04月15日 | ラジコン

 

 

 コメント欄で「ブラシモーターの慣らし」について質問があったので、簡単に概要だけ説明します。

 

 ( ・∀・)ノ

 オコタエシヨウ。

 

 

 (あくまでも個人的な意見になるので参考までにして下さいね。)

 

 

 

 今では主流になっている「ブラシレスモーター」なのですが名前のとおりに「ブラシ」が無く、軸受けも殆どの物がベアリング支持になっています。

 

 

 そのせいもあってブラシレスモーターでは、あまり「慣らし」と言うものが必要ないみたいですね。

 

 (*´∀`)

 ソノママツカエマス。

 

 

 

 

 一方で、ブラシモーターはコスト面に優れ手軽に扱えるモーターなので、現在でも「タミチャレ」等で活躍しています。

 

 

 また、ブラシモーターの「回転フィーリング」が好きだと言う人もいます。

 

 (*´∀`)

 タシカニナ。

 

 

 

 まだまだブラシモーターが活躍できる場面はあるので、上手くブラシモーターを使っていきたいですね。

 

 

 

 

 

 それではブラシモーターの「慣らし」について説明していきます。

 

 

 

 ブラシモーターの慣らしをすると「モーターが速くなる」のではなく、

 

 

 

 「設計された性能を出せる様になる」

 

 

 

 と思った方が正しいのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 画像はタミヤ GTチューンモーターなのですが、「速さ」と「扱い易さ」のバランスが良い、自分は愛用しているモーターです。

 

 

 今回はタミヤ GTチューンモーターのブラシ部分を分解して説明します。

 

 

 

 

 

 画像中央の金属部分は「コミュテーター」と呼ばれる部分で、ブラシから電気を受ける部分になります。

 

 

 

 

 

 次に「ブラシ」になります。

 

 

 左側が「慣らし前」、右側がブラシの「あたり」が出た状態です。

 

 

 「あたりの出た状態」とは、ローターが回転する事によってブラシが摩耗してコミュテーターの接触部分に沿った形状になる事を指します。

 

 

 なので、ブラシの接触面がコミュテーターに合わせて湾曲しています。

 

 

 

 

 

 試しに「慣らし前のブラシ」をコミュテーターに合わせてみると、ブラシの端が少し浮いている状態になります。

 

 

 これでは接触面が少なく電気が多く流れませんね。

 

 

 

 

 

 次に「あたりの出たブラシ」をコミュテーターに合わせてみると、隙間無く接触しています。

 

 

 この状態なら多くの電流が流せると同時に、設計されたタイミングで電気が流せる様になります。

 

 

 

 以上がブラシモーターに「慣らし」が必要な理由です。

 

 

 

 

 ブラシモーターの慣らしの方法ですが、本格的な方法になると各個人で「ノウハウ」や「こだわり」があるで、方法は人によって違ってきます。

 

 

 「水中慣らし」や「コミュドロップを使いながら」とか「逆回転で慣らす」など、いろいろな方法があり道具も必要となってきます。

 

 

 

 

 

 とりあえず今回は、あまり道具を必要としない方法を説明していきます。

 

 

 

 簡単な慣らし運転の方法ですが、前回の内容の通りに乾電池を使ってゆっくりとモーターを回転させるだけです。

 

 (前回の540-Nモーターの慣らし運転はこちら。)

 

 

 

 慣らし運転の注意としては三点ほどあります。

 

 

 

 

 まず1つ目に、慣らし運転前にモーター両側の「軸受メタル」に必ずオイルを回す事です。

 

 

 軸受けメタルが偏摩耗すると回転の出ないモーターになります。

 

 

 

 

 

 注意点の二つ目として、いきなり高い電圧をかけない事です。

 

 

 いきなり走行用のバッテリーで動かすとブラシが欠けたり、ブラシが斜めに削れる事があります。

 

 

 

 注意点の最後として「慣らしで回し過ぎない」事です。

 

 

 慣らし運転を必要以上にすると、コミュテーターもブラシも摩耗してしまいます。

 

 

 これもまた「回らないモーター」になってしまいます。

 

 

 

 

 ブラシモーターの慣らし作業は、ブラシモーターの性能を引き出す「準備」だと考えて下さい。

 

 

 

 簡単な概要の説明ですが、更に詳しい内容等は専門のホームページ等で確認して下さいね。

 

 

 

 

 みなさんもブラシモーターを楽しんで下さいね。

 

 (*´∀`)

 タノシムヨー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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タミヤ TT-02 ノーマル足組み立て メカ積み。

2022年04月13日 | タミヤ TT-02

 

 

 少し時間が開いたのですが、TT-02 ノーマル足仕様にメカを搭載していきます。

 

 (;´∀`)

 ワッ、ワスレテナイヨ。

 

 

 

 

 また、前回「慣らし」をした540-Nモーターなのですが、その性能を引き出す様にしていきます。

 

 

 

 

 

 以前より言われている事なのですが、540モーターのケーブル(端子部分)の効率がイマイチです。

 

 

 モーターのケーブルを交換しただけでフィーリングが良くなります。

 

 

 

 

 スピードコントローラーのケーブルを直着けしても良いのですが、やはりモーターの交換が面倒なのでコネクター接続にします。

 

 

 

 

 

 

 半田こてでケーブルを外し、コネクターを取り付けます。

 

 

 ショートが心配なので熱収縮チューブで絶縁します。

 

 

 

 

 

 モーターの慣らしでも書いていたのですが、540-Nモーターを楽しむ為に「逆回転仕様」にしていきます。

 

 

 

 手順としては、デフの取り付け方向を逆にするだけの簡単な作業ですが、

 

 

 

 これはシャフト車の特権です。

 

 (*´∀`)

 シャフトシャダヨナ。

 

 

 一応、ギヤのクリアランスを再調整しておきます。

 

 

 

 次にサーボとスピードコントローラーを搭載します。

 

 

 

 

 

 サーボとスピードコントローラーの配線は「環状」にしてまとめます。

 

 

 これは配線を折りたたんだ時の「断線トラブル」を少しでも避ける為です。

 

 

 配線の長さの調整も円の部分の大きさを変更するだけで簡単にできます。

 

 

 画像はサーボの配線の輪の中に、スピードコントローラーの配線を輪にした物を入れています。

 

 

 

 

 

 配線もシンプルに出来ました。

 

 

 逆回転仕様はモーターの温度が高くなるので冷却ファンを取り付けます。

 

 

 

 

 

 

 手持ちのTRFダンパーに余りが無かったので、何かないかと探したところ京商の「TFダンパー」が出てきました。

 

 

 

 もともとハイエンドシャーシのダンパーなので、性能的には十分ですね。

 

 

 

 

 

 ノーマル足のシャーシに6ミリのホイールハブを取り付けて、1ミリのスペーサーを入れます。

 

 

 これでオフセット0ミリのホイールを使います。

 

 

 

 

 

 

 これでTT-02 ノーマル足仕様の完成です。

 

 (ノ´∀`*)

 デキタヨー。

 

 

 適当なタイヤを取り付けて、車高だけ調整します。

 

 

 

 近日中にテスト走行を行います。

 

 (*´∀`)

 オタノシミニー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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かわいい置物。

2022年04月10日 | 便利グッズ

 

 

 ところで、みなさんは「小さくてかわいい置物」は好きですか?

 

 

 

 

 

 自分は画像みたいな小さくてかわいい置物が好きなので、気に入った物があれば購入して

 

 

 

 

 

 

 モニターの前に並べてブログの更新やゲームをする時など、少し眺めては癒されています。

 

 (ノ´∀`*)

 カワイイノイイヨネー。

 

 

 

 

 

 先日、買い物に行った先で「クマ」のデフォルメされた小さくてかわいい置物を見かけました。

 

 

 「買おうかな?」と迷ったのですが、お金の手持ちが少なくて断念しました。

 

 

 

 

 

 家に帰ってからも「買えばよかったかな」と思っていたところ、

 

 

 

 

 やって来ました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 木彫りの熊が!!

 

 

 

 

 

 

 ・ ・ ・ ・

 

 

 

 

 

 

 うん、これじゃない。

 

 (;´Д`)

 ゼンゼンチガウヨー。

 

 

 

 と言う訳で、今回も木彫りの熊がやって来ました。

 

 

 木彫りの熊を集めている訳ではないのですが、何故かやって来ます。

 

 (;´∀`)

 ナンデダロウネ?

 

 

 

 

 しかし、今回の木彫りの熊はかなりデラックスみたいです。

 

 

 

 

 

 大きさや重さはもちろんですが、「鮭」の部分に着色がされていて立体感が強調されています。

 

 

 台の部分は別となっていて、本体の下部や鮭の裏側まで丁寧に彫られています。

 

 

 

 

 

 

 前に手に入れた木彫りの熊と並べてみます。

 

 

 小熊と親熊みたいで良い感じなのですが、結構場所を取ります。

 

 

 

 

 こうやって眺めていると思うのですが、

 

 

 

 やっぱり木彫りの熊は良いですよね!!

 

 (*´∀`*)

 アタリマエジャナイカ。

 

 

 

 

 みなさんも木彫りの熊を手に入れて下さいね。

 

 (´∀`*)ノシ

 ヤクソクダヨー。

 

 

 

 

 

 おまけ。

 

 

 

 

 

 

 木彫りのインコも増えていました。

 

 (;・∀・)

 イツノマニ!?

 

 

 

 

 

 

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タミヤ 540-Nモーター 慣らし運転。

2022年04月09日 | ラジコン

 

 

 先日、手に入れたタミヤ 540-Nモーターをシャーシに搭載する前に、モーターの「慣らし」をしていきます。

 

 (*´∀`)

 ヤルヨー。

 

 

 

 

 

 

 

 ブラシレスモーターが主流となった現在では、あまりブラシモーターの慣らしをする事が少なくなったのですが、モーターの性能を発揮させるには慣らしが必要です。

 

 

 モーターの慣らしについては「水中慣らし」等、人それぞれで「ノウハウ」や「こだわり」があると思うのですが、今回は簡単に行っていきます。

 

 

 

 

 作業の前に簡単に説明しますが、前回に説明した様に「540-SHモーター」と「540-Nモーター」は同じ物だと考えます。

 

 

 なので、今回の540-Nモーターも長期間の安定した作動を目的とした「逆進角」がブラシ部分に付いていると思われます。

 

 

 

 今回は「逆進角」を活かした540-Nモーターの性能をフルに出す為に、

 

 

 

 逆回転仕様にしていきます。

 

 (・∀・)

 ハンタイニマワリマス。

 

 

 

 

 

 まず最初に、軸受メタルに注油をします。

 

 

 軸受けメタルにオイルが回る様に、時々で良いので「手回し」をしながら数時間ほど放置します。

 

 

 片側の注油ができたら、同様に反対側も注油をしていきます。

 

 

 慣らし運転時にメタルの油膜を切らさない事も重要になります。

 

 

 

 

 

 

 

 本来ならコミュテーターに「コミュドロップ」を数滴使いながら約3ボルト位で回したいのですが、今更ながらコミュドロップを持っていません。

 

 

 なのでモーターを発熱させない様に約1.5ボルトで回していきます。

 

 

 もちろん逆回転仕様なので+とーの端子は逆に電池と繋げます。

 

 

 

 

 

 540モーターのブラシは交換できるタイプのブラシより硬いので、なかなかブラシ側の当たりが出ません。

 

 

 また、必要以上に回し過ぎてもモーターの美味しい部分があっという間に終わってしまうので、回し過ぎに注意が必要です。

 

 

 目安として、約30分くらいモーターを回して、コミュテーターのブラシが当たる部分に均一に光沢が出る位で慣らしを終了していきます。

 

 

 

 後は実走でモーターを育てていきます。

 

 

 

 

 仕上げとして、ブラシのカスをパーツクリーナーで流してから軸受けメタルに再度注油して、最後に3分くらい逆回転で回します。

 

 

 

 これで完成です。

 

 (*´∀`)

 デキタヨー。

 

 

 

 540モーターのスペックは、無負荷で約16000rpmだったと思います。

 

 

 

 慣らし運転をしてみた540-Nモーターを逆回転でモーターチェッカーにかけてみると、

 

 

 

 約17500rpmでした。

 

 (*´∀`)

 ホドヨクデキマシタ。

 

 

 簡単に慣らし運転をした割には良く回っていますね。

 

 

 

 走らせてブラシが減ってくると更に逆進角が付くので、18000rpm中盤位まで回転が上がると思います。

 

 

 

 

 今回仕上げた540-Nモーターをシャーシに搭載して走らせていきます。

 

 (*´∀`)

 ノセテイキマス。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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