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KEANU REEVES の最新作「Constantine」。
すごくマニアックだなぁと思わせる作品。
どこがどうマニアックかといえば、
一般的な日本人には理解しがたい
「聖書」の世界がベースになっている点。
聖書とかカトリック教とかの細かい知識がないと、
本当の意味で楽しむのは難しいかもなぁ
と思いながら、すっかりはまってしまいました。
私的には「シックスセンス」と「マトリックス」のミックス。
普通には見えないものが見えてしまう力(シックスセンス)
別次元の世界との交信(マトリックス)
どっちも好きな人にはお薦め。
私にはお薦め(笑)。
映画のかなり後半で登場してくる
Lucifero(ルシファー:PETER STORMARE)が
私のイメージとあまりにも異なっていて、すごく戸惑った。
神に最も愛されながらその傲慢さと嫉妬心から
反逆天使となり、やがて堕天使に身を落とし
神によって創られた地獄の君主となるルシファー。
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因みに最近の私の中での
Luciferoのイメージは…。
←
Basilica di S.Petronio内にある
Giovanni da Modenaの
フレスコ画「天国と地獄」の一部。
大天使ガブリエルも登場。
両性具有の天使の中で、
ガブリエルだけは例外的に女性として描かれることも多くて
本作の中でも女性(TILDA SWINTON)。
聖書の中では「受胎告知」の天使として有名。
カトリックの世界では非常に評価の高い(?)天使だけれど
本作では最後には堕天使になってしまうという…。
こういう映画を観ると必ず悪夢に襲われる。
(突発的に大きな衝撃が起こってびっくりする系)
心臓に悪い。寿命が縮む。
でも、観ちゃうんだよねぇ。
「シカゴ発映画の精神医学」
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