またもや新たな発見。
ミケランジェロに関する「新発見」が
ここ数ヶ月で何件も。
今度は「ミケランジェロ晩年の肖像」の発見。
大理石に刻まれた顔はまさに晩年のミケランジェロ。
おそらく70歳頃のものだろうといわれています。
そして、未確定ではありますが、
作家自身による、いわゆる「自刻像」なのではという見方が主流。
世界に先駆けて2005年3月13日午後
フィレンツェ郊外のVinci(ヴィンチ)の
Museo Idealeで初公開されました。
たった一日しか公開されなかったので、見逃しました(泣)。
現在まだ作者認定研究作業中ということもあり
所有者であるコレクターが一般公開を控えているというのが理由。
そりゃ、そうですね。
これがもしミケランジェロ本人の手によるものと決定すれば
天文学的な値段がついちゃうかもしれないのですから。
*写真はANSAより拝借
直径約35センチの円形の白大理石に彫られた肖像。
以前はトスカーナの由緒正しい貴族の一族の所有だったそうで
その保存状態もよく、美術的価値も非常に高いもの。
これまでもこの肖像の存在はもちろん知られていて
唯一アメリカ人の美術研究家James Beckの監修した
出版物の中でのみ見ることができたという代物。
''Three worlds of Michelangelo'' (New York, 1999)という本の中で
1545年ごろのミケランジェロの作品では?と引かれています。
ミケランジェロの自画像として有名なのは
ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂に描かれた
「最後の審判」の中のS.Bartolomeoや
フィレンツェのドゥオーモ美術館にある
「ピエタ」のニコデモ(Nicodemo)など。
しかし、いずれも「仮の姿」の自画像。
今回の作品が「自刻像」だと認定されると…。(嬉)
ミケランジェロに関する「新発見」が
ここ数ヶ月で何件も。
今度は「ミケランジェロ晩年の肖像」の発見。
大理石に刻まれた顔はまさに晩年のミケランジェロ。
おそらく70歳頃のものだろうといわれています。
そして、未確定ではありますが、
作家自身による、いわゆる「自刻像」なのではという見方が主流。
世界に先駆けて2005年3月13日午後
フィレンツェ郊外のVinci(ヴィンチ)の
Museo Idealeで初公開されました。
たった一日しか公開されなかったので、見逃しました(泣)。
現在まだ作者認定研究作業中ということもあり
所有者であるコレクターが一般公開を控えているというのが理由。
そりゃ、そうですね。
これがもしミケランジェロ本人の手によるものと決定すれば
天文学的な値段がついちゃうかもしれないのですから。
*写真はANSAより拝借
直径約35センチの円形の白大理石に彫られた肖像。
以前はトスカーナの由緒正しい貴族の一族の所有だったそうで
その保存状態もよく、美術的価値も非常に高いもの。
これまでもこの肖像の存在はもちろん知られていて
唯一アメリカ人の美術研究家James Beckの監修した
出版物の中でのみ見ることができたという代物。
''Three worlds of Michelangelo'' (New York, 1999)という本の中で
1545年ごろのミケランジェロの作品では?と引かれています。
ミケランジェロの自画像として有名なのは
ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂に描かれた
「最後の審判」の中のS.Bartolomeoや
フィレンツェのドゥオーモ美術館にある
「ピエタ」のニコデモ(Nicodemo)など。
しかし、いずれも「仮の姿」の自画像。
今回の作品が「自刻像」だと認定されると…。(嬉)