不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Una tortina con uvette

2006-09-16 00:17:27 | Squisito!

Una tortina con uvette
仕事先に差し入れられた
なんてことはないミニタルト。
Mora(クワの実)のジャムがたっぷり。
そして上に干しブドウ。
甘すぎ!!
でも頂き物なので美味しくいただきました。


Rassegna di vino a Greve in Chianti

2006-09-15 08:31:37 | 日記・エッセイ・コラム

飲めもしないのにワイン祭り。

なんとなく秋っぽいイベントということもあったし
グレーヴェ・イン・キアンティの街にも
久々に行きたかったし
何よりもこのイベント期間中は
グレーヴェの隣町である
Montefioralle(モンテフィオラッレ)まで
無料のシャトルバスが出るというので
それのためだけでも行きたかった!

ワインの好きな友人を誘って
お昼過ぎにフィレンツェを出発。
SITA社のバスに揺られて一時間。
日曜日はバスの運行本数が少ないので大変。

Rassegna_vino_01
まずは広場の真ん中あたりに設置された
インフォメーション&キャッシャーで
マイグラスをゲット。
グラスだけなら8,00ユーロ、
首から提げるポーチ付きだと10,00ユーロ。
グラスひとつに付き
8ポイントのポイントカードが配布されて
各スタンドでワインを試飲するたびに
パチンパチンと穴をあけられていく仕組み。
リゼルヴァは2ポイント、それ以外は1ポイントづつ。
なので多い人は8杯、
リゼルヴァだけ飲めば4杯の試飲が可能。

もちろん私は飲まないので
記念にグラスだけもらって
ポイントカードは友人に譲って広場散策。

Rassegna_vino_03
天気もよいし16時過ぎからは
ひどく混みだしてきてひしめき合う広場。
午後の早い時間なら空いていて
比較的すんなり好きなスタンドで試飲が可能。

広場全体に30軒くらいのスタンドが並んでいて
思い思いにワインの試飲ができるので
みんないい気分。

サンジョヴェーゼのブドウ。
Rassegna_vino_02
ワインは飲めないのでブドウを試食。
思ったより甘かったのでびっくり。
ワイン用のブドウは食用ほど甘くないって聞くので。
でも皮は結構厚かった。
残った種を埋めれば
うちでもサンジョヴェーゼが収穫できるかなぁと
ちょっと思ったけれど種は広場に撒きました(笑)。

ワインも飲まないのに散々楽しんだわけは
おいしいものを食べたのと
隣町を散策したから。
ということでワイン祭りのお話は次へ続く。>>

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Apice eterno di Virtu

2006-09-14 00:27:27 | 日記・エッセイ・コラム

日本の皇室の話題は
イタリアでも時折触れられます。

ましてや41年ぶりに男児誕生ということで
世界中が注目したわけで
イタリアでもそれなりに報道されています。

名前についても色々と説明がつけられていて
面白かったので。

Apice eterno di Virtuと訳されていて
漢字で見るのとはまた違う雰囲気だなぁと
一人妙に感心したのです。

色々取り巻きは大変ですが
健康に成長されるのが何より。
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Immerso nei Funghi

2006-09-13 23:13:00 | Squisito!

秋といえば私の中では「栗」。
でもまだ旬にはちょっと早い。

栗以外にはやっぱり「ポルチーニ」。
ということであちこちでおいしいポルチーニを食べることに。

フィレンツェのポンテ・ヴェッキオの近くにある
隠れ家的なトラットリア「Buca dell' Orafo」。

基本的に私は「穴倉系」のお店が苦手。
フィレンツェには
結構「Buca」と名のつくレストランやトラットリアがあり
それは名の示す通り「穴倉」系の
地下もしくは半地下タイプのお店。
こういうところでは
わけあって落ち着いて食事ができないので
ついつい敬遠しているのです。

今までなんとなく避けていて
行ったことがなかったお店のひとつが
ブカ・デッル・オラフォ。
行ってみてから
こんなおいしいところに
なんでこれまで行ってなかったのかと
すごく悔しくなった一軒(笑)。

薄暗い小路にぽかりと開いた小さな入り口から
急な階段を数段下りると穴倉。
内部は30席程度でいっぱいになる広さ。
結構狭苦しい感じを受けるんだけど。

Interno_buca_orafo
店内は明るくて圧迫感もなく、居心地は悪くないです。

落ち着いてポルチーニ三昧。

ポルチーニとフィオーリ・ディ・ズッカの揚げ物
Funghi_fritti_buca_orafo
衣がさくさくしていて上げ加減も程よくて
さっぱり軽い仕上がり。
いくらでも食べられそうで怖いです。

ポルチーニのトルティーノ
Tortino_funghi_buca_orafo
なんてことはないポルチーニののったオムレツって感じですが
これがしなやかなポルチーニととろりとしたタマゴが
抜群のハーモニー。

トスカーナ伝統料理を出すお店というのは
わりと塩コショウがきつめですが
ここは比較的薄味なのも私の好み。

Ristorante Buca dell'Orafo
Via dei Girolami 28r
Tel 055-213619
日曜・月曜昼定休

イタリアのマツタケと呼ばれるポルチーニ。
マツタケほど高くないし、
実際は味も食感もちょっと違うんだけど
トラ場「いよいよ食欲の秋。あなたが毎年食べるのはどっち?」
マツタケに一票。
というか魚嫌いなので秋刀魚ぜんぜん食べないし。

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