飲めもしないのにワイン祭り。
なんとなく秋っぽいイベントということもあったし
グレーヴェ・イン・キアンティの街にも
久々に行きたかったし
何よりもこのイベント期間中は
グレーヴェの隣町である
Montefioralle(モンテフィオラッレ)まで
無料のシャトルバスが出るというので
それのためだけでも行きたかった!
ワインの好きな友人を誘って
お昼過ぎにフィレンツェを出発。
SITA社のバスに揺られて一時間。
日曜日はバスの運行本数が少ないので大変。
まずは広場の真ん中あたりに設置された
インフォメーション&キャッシャーで
マイグラスをゲット。
グラスだけなら8,00ユーロ、
首から提げるポーチ付きだと10,00ユーロ。
グラスひとつに付き
8ポイントのポイントカードが配布されて
各スタンドでワインを試飲するたびに
パチンパチンと穴をあけられていく仕組み。
リゼルヴァは2ポイント、それ以外は1ポイントづつ。
なので多い人は8杯、
リゼルヴァだけ飲めば4杯の試飲が可能。
もちろん私は飲まないので
記念にグラスだけもらって
ポイントカードは友人に譲って広場散策。
天気もよいし16時過ぎからは
ひどく混みだしてきてひしめき合う広場。
午後の早い時間なら空いていて
比較的すんなり好きなスタンドで試飲が可能。
広場全体に30軒くらいのスタンドが並んでいて
思い思いにワインの試飲ができるので
みんないい気分。
サンジョヴェーゼのブドウ。
ワインは飲めないのでブドウを試食。
思ったより甘かったのでびっくり。
ワイン用のブドウは食用ほど甘くないって聞くので。
でも皮は結構厚かった。
残った種を埋めれば
うちでもサンジョヴェーゼが収穫できるかなぁと
ちょっと思ったけれど種は広場に撒きました(笑)。
ワインも飲まないのに散々楽しんだわけは
おいしいものを食べたのと
隣町を散策したから。
ということでワイン祭りのお話は次へ続く。>>
日本の皇室の話題は
イタリアでも時折触れられます。
ましてや41年ぶりに男児誕生ということで
世界中が注目したわけで
イタリアでもそれなりに報道されています。
名前についても色々と説明がつけられていて
面白かったので。
Apice eterno di Virtuと訳されていて
漢字で見るのとはまた違う雰囲気だなぁと
一人妙に感心したのです。
色々取り巻きは大変ですが
健康に成長されるのが何より。
秋といえば私の中では「栗」。
でもまだ旬にはちょっと早い。
栗以外にはやっぱり「ポルチーニ」。
ということであちこちでおいしいポルチーニを食べることに。
フィレンツェのポンテ・ヴェッキオの近くにある
隠れ家的なトラットリア「Buca dell' Orafo」。
基本的に私は「穴倉系」のお店が苦手。
フィレンツェには
結構「Buca」と名のつくレストランやトラットリアがあり
それは名の示す通り「穴倉」系の
地下もしくは半地下タイプのお店。
こういうところでは
わけあって落ち着いて食事ができないので
ついつい敬遠しているのです。
今までなんとなく避けていて
行ったことがなかったお店のひとつが
ブカ・デッル・オラフォ。
行ってみてから
こんなおいしいところに
なんでこれまで行ってなかったのかと
すごく悔しくなった一軒(笑)。
薄暗い小路にぽかりと開いた小さな入り口から
急な階段を数段下りると穴倉。
内部は30席程度でいっぱいになる広さ。
結構狭苦しい感じを受けるんだけど。
落ち着いてポルチーニ三昧。
ポルチーニとフィオーリ・ディ・ズッカの揚げ物
衣がさくさくしていて上げ加減も程よくて
さっぱり軽い仕上がり。
いくらでも食べられそうで怖いです。
ポルチーニのトルティーノ
なんてことはないポルチーニののったオムレツって感じですが
これがしなやかなポルチーニととろりとしたタマゴが
抜群のハーモニー。
トスカーナ伝統料理を出すお店というのは
わりと塩コショウがきつめですが
ここは比較的薄味なのも私の好み。
Ristorante Buca dell'Orafo
Via dei Girolami 28r
Tel 055-213619
日曜・月曜昼定休
イタリアのマツタケと呼ばれるポルチーニ。
マツタケほど高くないし、
実際は味も食感もちょっと違うんだけど
トラ場「いよいよ食欲の秋。あなたが毎年食べるのはどっち?」
マツタケに一票。
というか魚嫌いなので秋刀魚ぜんぜん食べないし。
albero4は
開幕戦はトニのドッピエッタで踏ん張ったけれど結局3対2でインテルに負けてしまったGioconda。
とか言ってた?
*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「JellyFish」が書きました。