不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

XI Settimana della Cultura

2009-02-17 00:43:11 | アート・文化

今年で11回目になる「春の文化週間」。
2009年は4月18日から26日。

文化的なイベントや、美術館の無料一般公開などがメインの
ツーリストにも在住者にも嬉しいイベントです。

イタリアでも若者の美術館離れなどが危惧されており
それを打開するために、イタリア文化省が推進するイベントで
イタリアの誇る数々の芸術傑作を
より多くの人に身近に感じてもらうために
毎年春の一週間を充てています。

イタリアの有名な国公立美術館の無料公開はもとより
特別展示、コンフェレンス、ワークショップ、ガイド付き見学、
美術館でのコンサートやショー、映画上映などの各種イベントと
通常は一般公開されない場所の特別開館など幅広く楽しめます。

この時期にイタリアにいらっしゃる方は
是非この機会に有名美術館のはしごなどお楽しみください。

人気のウフィツィ美術館、アカデミア美術館、
最後の晩餐は予約されることをお勧めします。
その場合には予約料のみのお支払いとなります。
ちなみに最後の晩餐は完全無料。予約が取れればお得です。

フィレンツェ国立美術館オンライン予約は既に完売表示になっています。
コールセンターに問い合わせたほうが確実です。
フィレンツェ国立美術館予約コールセンター:+39 055-294883
最後の晩餐のこの時期のオンライン予約はできないので
こちらもコールセンターで電話予約となります。
最後の晩餐予約コールセンター:+39 02-89421146


Primarie di Coalizione

2009-02-14 18:41:43 | 日記・エッセイ・コラム

私は日本の住民票を実家に残したまま移していないので、
当然なのですが、
外国人である我々にはイタリアでの選挙権はありません。

しかし、市政の小さなことに対する意見は
外国人でも言える仕組みになっています。
フィレンツェのトラムについての賛成・反対投票もできたわけだし。

今回は2009年6月6・7日に予定されている
フィレンツェ市長選に向けての第一段階である、
中道左派連合の市長選候補者を決めるための投票が
2月15日に予定されていて、
これにはイタリア国民はもちろん、
フィレンツェにレジデンツァをもつ外国人も
大事な一票を投じることができます。

つまりフィレンツェ在住でイタリアのCarta Identita(ID)をもっている
16歳以上の人なら
誰でも投票することができるのです。

それぞれの登録住所で定められた投票所で
8:00から21:00まで投票可。

このリンクから自分の投票所を探すことができます。
自分の住所(通り名や広場名)を入力するだけ。
投票は簡単。
ブルーの投票用紙に書かれた
選びたい候補者の名前の上に×印をつけるだけ。

投票時にはIDカードもしくは
滞在許可証の提示が必要ですのでお忘れなく!!

フィレンツェを変えるための最初の一歩。
私も投票に行く予定です。