不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Ferie da consumare

2009-02-13 13:43:48 | 日記・エッセイ・コラム

雇われている雰囲気があんまり感じられず
未だに第一印象で
学生かフリーランスというイメージを与えるらしい私ですが
有給休暇なんてものをもらえる立場です。

しかし、もともと休みをとるっていう感覚があまりないのか
これまで有給休暇ほとんど消化していませんでした。

昨今の不景気の煽りも一因ですが、
他のスタッフに示しがつかないということもあり
先日有給消化指令が下りました。

有給休暇消化率ワースト5が公表され
見事トップを獲得!
消化率0%。
そりゃそうだ、8月から一日も公休以外休んでないもの。
昨年日本に帰ったのは出張だったので
週末は実家にいたけど、有給使ってないし。

で、4月にお休み欲しかったのに、
諸事情で却下されたので3月に変更。

エールフランスの格安航空券がでていたので
それ使って日本に帰ります。
今回は一切仕事を入れないことを心に決めているのですが
さてどうなることやら…。

たまには100%休暇で温泉でのんびりしたいのぉ。

静岡から2泊3日くらいで行けるお勧めの国内旅行があったら
教えてください。
実は日本のことあんまり知らないのでねぇ。


Nouva serie di Togo

2009-02-12 14:10:08 | Squisito!

イタリアのスローフード系の高級お菓子も好きですが
ジャンキーもかなり好きです。
特にチョコレートスナックには目がありません。

年明けすぐに発売になったTogoの新シリーズ。
01
ミルクチョコ&ヘーゼルナッツ。
これ以外にも2タイプありますが
ヘーゼルナッツ好きとしてはやはりこれがお勧め。

個装になっているので便利だし。
仕事の合間につまむのにちょうどよい大きさなので
発売当初から買い続けて机の引き出しに常備。
02
さくさくウェハースにミルクチョコレートクリームが挟まって
コーティング部分にヘーゼルナッツがちらちら。

Togoのシリーズ結構すきなのです。
フィンガーチョコもついつい後を引くおいしさで
気づくと食べすぎ!!っていうくらい。

スーパーでも買えるので日本へのお土産にももってこい。
次の帰国のときにはこれ山ほど持ち帰るかもしれません(爆)。
あ、でもやっぱりいつものA.B.のほうがいいかなぁ。


Mi meraviglio di me stessa

2009-02-11 13:20:49 | 日記・エッセイ・コラム

最近自分自身にびっくりすることが立て続けにありました。

郵便局に振込みに行ったとき。
番号ひいて10人くらいの待ちだったので
ホールの椅子に座って、
前面のテレビに流れるニュースを見て時間潰し。
あと3人くらいになったときにちょっと飽きてきて
眠気に襲われました。
番号を握り締めて座ったまましばらく眠ったらしく
隣に座っていたペルー人のお姉ちゃんに
番号、番号と起こされました。

大金抱えて公の場で寝ちまうとは驚き。
今までの自分なら絶対にありえない。

土曜日にローマへ行き、会議を終えてから
写真展を見てトンボ帰りして
フィレンツェでは友人の展覧会を見てフル稼働した翌日。
とりあえず朝はいつものように起きて
洗濯掃除の予定だったのに、目覚めたら13時。
これだけでもかなり驚き。
ビリーの散歩に行って友人とランチ。
長々とお喋りしてランチ終了は17:30。
本屋さんに行こうと思ってたのだけど
ちょっと寒くなりかかっていたので
そのまま自宅に直帰。
ビリーとチッチーノを抱えて羽毛布団をかけて新聞を読み始め
新聞読み終えて散歩の前にちょっと横になったら
そのまま爆睡。目が覚めたら真夜中2時過ぎ。
ビリーの散歩は諦めてもらいました。
コンタクトレンズ外して
ちびっ子たちのご飯の用意しようと思ったんだけど
なぜかまたそのままベッドに落ち込み。
明け方5時頃に腹を空かせたチッチーノが
キッチンで大暴れして何かの割れる音がして
一瞬目が覚めたものの、そのまま眠り続け
6時過ぎにようやく起きてびっくり。
散歩に行けなかったビリーさんはベランダで用を足し
お腹の空きすぎたチッチーノさんは
自分のご飯とお水の入っていたカップを突き落とし
水入れカップが粉々になってました。

こんなに爆睡したのも久しぶりですが、
ビリーとチッチーノの攻撃も無視して
そんなに眠れた自分にびっくりです。

しかし、ちびっ子には悪いことしました。
きっと必死に起こそうと試みたに違いないんですけど…。
気をつけよう。

よほど疲れてたんでしょうか。


MADRE TERRA

2009-02-10 13:28:09 | アート・文化

いくつもの命を含有するわが惑星、地球。
母なる大地。Madre Terra。

地球が病んでいるのは
全世界的によく知られた事実となっていますが
数字で示されて、言葉で説明されて、
それでもなお
地球がどれほど病んでいるのか実感がわかなかったり、
地球の大切さがわからなかったり。
そんな人も含めて、是非見てもらいたい展覧会が
現在ローマのPalazzo delle Esposizioneで開催中です。

National Geograficの専属カメラマンたち
58人が撮影した地球の姿。
101枚の写真で地球の美しさと
その移り変わりを教えてくれる貴重な展覧会です。
これまでNational Geograficに
掲載された写真も含まれていますが、
その大半はこれまで非公開の写真となっています。

溶け出している氷河の実態や
破壊されるサンゴ礁など悲劇的なショットから
今もなお石器時代そのものの生活をしている民族の姿や
飢餓・貧困で苦しむ人々の姿まで。
各大陸でそれぞれの生活を営む動物たちの姿から
苛酷な自然環境まで
とにかく母なる大地をテーマにして、
幅広くドキュメンタリーな写真の数々。

それぞれに考えさせられる展覧会です。

会場: Palazzo delle Esposizione
    入り口はVia Milano 13 から。
会期: 2009年2月7日から2009年3月29日まで
開館時間:火・水・木: 10:00 - 20:00
       金・土: 10:00 - 22:30
       日: 10:00 - 20:00
休館日:月曜日
入場料:無料
詳細はこちら

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たまたま展覧会初日にローマにいたので、
早速見てみました。
Palazzo dell Espisizoneに普通に入館していまい
12,5ユーロ払ってしまいました。
他の展覧会を見るつもりならそれでもよかったのだけど、
とても同時開催中の二つの展示会を見ている暇はなく
無料で入れた展覧会に大枚はたいてしまいました。
まぁ。それだけの価値はあると思うけどね。
それが無料だというので嬉しいじゃないですか!

そういえばNational GeograficとDisneyが共同で撮った
earthという映画4月に公開予定。
こちらも先日映画予告で見たらすごくきれいでした。
2009年4月22日「地球の日」。
さて、何かできるかな。私にも。


L'effetto del proprio nome

2009-02-05 13:50:15 | 日記・エッセイ・コラム

自分の名前があまり好きではないのです。
どこにでもあるよくある名前なので、
却ってなんか苗字のほうがインパクトが強くて。
苗字は好きなんですけど。

でもイタリアにいると苗字ではなくて
下の名前で呼ばれることのほうが多く
14年経ってもなんだか慣れない・・・。
むずむずするんですが。

でも名前を呼ばれることで親近感がわいたり
寂しいときに呼ばれるとほっこりしたり
決して悪い効果はないんですよね。

同じような効果は動物にもあるみたいですね。
まぁどこまで彼らが
自分の名前を認識しているのかわかりませんけど。
ビリーなんてビローでもウィリーでもピリーでも反応するし。
でもビリーもチッチーノも
名前呼ばれると一応嬉しそうにしてますしね。
まぁ嬉しいんでしょ、きっと。

牛さんに名前をつける人がどれほどいるかはわかりませんが、
名前をもっている牛さんは
名無しの牛さんより多くの乳を出すそうですね。
まぁそれは名前があるからということが直結した結果ではなくて
個々体に対しての飼い主の綿密な注意が払われることによって
牛さんが幸せになり、リラックスできるからなんだそうです。

うちの牛さんも名前で呼ぶとリラックスするんですね。
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というかいつもリラックスしきって、たるんでますけど。