ここまで涼しくなると、じっとしていられない。古い家の片付けの後、ついつい手直ししたくなる。必要性があるかどうかは不明だが、習性みたいなものだ。老人のために工作したものを、本来に戻すと、材料も余って来る。例えば、古い壁が、全貌を表すと、ボロボロ剥がれるのを防止するために、吹き付け塗料を塗ろうか、プラベニアを張って、目隠ししようか、などとついつい考えてしまう。
今、ガラス板を外して、ヤニ汚れを完全清掃しようか、などとさえ思っている。で、何のために?
玄関先の金木犀に、白い小さな花が咲き始めた。かすかに、いい匂いがする。もう直ぐ、黄色くなって、もっと強い匂いがするだろう。秋だねえ。
今、ガラス板を外して、ヤニ汚れを完全清掃しようか、などとさえ思っている。で、何のために?
玄関先の金木犀に、白い小さな花が咲き始めた。かすかに、いい匂いがする。もう直ぐ、黄色くなって、もっと強い匂いがするだろう。秋だねえ。