「準備の都合があって、ご家族様は1名のみのご出席とさせていただきます。」と案内があったので、事前に出席を通知して、午後3時30分より5時までの「敬老会」に、初めて出かけた。半分、宇宙を彷徨う我が家の二人が世話になっているのだから、高雄苑が主催する「敬老会」行事を無視するわけにもいかない。
行ってみると驚くほど準備が行き届き、顔見知りの職員から次々と「おめでとうございます。」などと挨拶されても、私は全くピンと来ていなかったが、母親が「白寿」なのだ。施設に入所中の白寿は二人だけ。そして、デーサービス利用者と地区の米寿者を「招待」した「敬老の祝会」だった。米寿者は4名。
各テーブルには、各自2段重ねの重箱とドリンクや各種フルーツの盛り合わせ、豚の角煮から和菓子まで並び、ひな壇では、派遣会社からやって来た10名余のババア踊り子が赤や青の衣装に下半身を包みながら、ハワイアンを踊るイベントまであった。「アロハーおえ!」っと、飲まなくても二日酔いしそうなハワイの波を両手で表す仕草に、あまりに立派な振袖肉が波打つ。
母親は職員二人の手助けを借りて、乾杯の挨拶文をかろうじて読み上げるお役目を果たしたし、最後には出席ご家族の「感想」を求められて、私ともう一人の家族女性が感謝の挨拶をして、会はお開きとなった。
二人の仕草や食事する姿を見ていて、とてもじゃないが、最早、家族が自宅で面倒を見れる段階を超えているとつくづく分かった。母親の老化がより進んでいる。白寿まで生きていることが奇跡かもしれない。施設職員の苦労は並大抵ではないが、よく面倒を見てくれている。
お腹も膨れ、有意義な敬老会だった。有難し。
行ってみると驚くほど準備が行き届き、顔見知りの職員から次々と「おめでとうございます。」などと挨拶されても、私は全くピンと来ていなかったが、母親が「白寿」なのだ。施設に入所中の白寿は二人だけ。そして、デーサービス利用者と地区の米寿者を「招待」した「敬老の祝会」だった。米寿者は4名。
各テーブルには、各自2段重ねの重箱とドリンクや各種フルーツの盛り合わせ、豚の角煮から和菓子まで並び、ひな壇では、派遣会社からやって来た10名余のババア踊り子が赤や青の衣装に下半身を包みながら、ハワイアンを踊るイベントまであった。「アロハーおえ!」っと、飲まなくても二日酔いしそうなハワイの波を両手で表す仕草に、あまりに立派な振袖肉が波打つ。
母親は職員二人の手助けを借りて、乾杯の挨拶文をかろうじて読み上げるお役目を果たしたし、最後には出席ご家族の「感想」を求められて、私ともう一人の家族女性が感謝の挨拶をして、会はお開きとなった。
二人の仕草や食事する姿を見ていて、とてもじゃないが、最早、家族が自宅で面倒を見れる段階を超えているとつくづく分かった。母親の老化がより進んでいる。白寿まで生きていることが奇跡かもしれない。施設職員の苦労は並大抵ではないが、よく面倒を見てくれている。
お腹も膨れ、有意義な敬老会だった。有難し。