北海道で大きな地震があって、大規模な停電が起きているとか。ニュースは朝っぱらから絶え間なく被害の報道を流し続けている。震源地の山崩れや液状化の映像はすごいが、人口密度が低いので、被害の規模は局所的だ。ただ、午前3時の地震で、すぐに大規模な停電が起きている。北海道電力の心臓部をやられたようで、停電による千歳空港やJR札幌駅の機能不全による大きな二次被害が伝えられている。
北海道は、JRにしても、電力にしても、半公共的な巨大組織のリスク管理対応が、なぜか非常に遅れている。停電が一番都市機能を麻痺させることは、もう、30年も前から分かっている。
昔は、北海道にソ連軍が進行することを想定して、自衛隊など防衛戦略を立てていたのだ。北朝鮮の秘密部隊が敦賀半島に上陸し、関西電力の原子力発電所を占拠する小説があったが、北海道にスパイを送り込んで破壊活動を実施すれば、たった一つの火力発電所に爆発物などを仕掛ければ、一人で、今の300万世帯の停電規模を起こせるし、空港や駅もストップし、消防や警察、病院などの機能を麻痺させることができる。それが分かってしまった。
北海道電力の対応が、一番問題だ。
北海道は、JRにしても、電力にしても、半公共的な巨大組織のリスク管理対応が、なぜか非常に遅れている。停電が一番都市機能を麻痺させることは、もう、30年も前から分かっている。
昔は、北海道にソ連軍が進行することを想定して、自衛隊など防衛戦略を立てていたのだ。北朝鮮の秘密部隊が敦賀半島に上陸し、関西電力の原子力発電所を占拠する小説があったが、北海道にスパイを送り込んで破壊活動を実施すれば、たった一つの火力発電所に爆発物などを仕掛ければ、一人で、今の300万世帯の停電規模を起こせるし、空港や駅もストップし、消防や警察、病院などの機能を麻痺させることができる。それが分かってしまった。
北海道電力の対応が、一番問題だ。