25黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+2(吉住)

コロナ予防接種0回、35年間健康診断0回の後期高齢+2、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。KindleWriter。

元気な掛け声

2019年11月16日 | 日記
テレビでは「朝だ、生です旅サラダ」で、越前海岸の蟹祭りが全国放送され、カニ汁やせこ蟹のご飯、ズワイガニなどに年取ったMCの神田が口を開けて見惚れているのを放送している。毎年ラッシャー板前が現場で生放送。食べる役。「そこだけは、俺にやらせてくれ」と言う神田には、裕次郎軍団の頃に越前で、いい思い出があるのだろう。

散歩に出かけようとした7時ごろは、空が雨雲で覆われて、真っ暗。激しく降ってきた。30分待つと、やっと雨が止んで明るくなったので、散歩に出た。8時過ぎになると、多目的グランドにはちびっこのサッカーチームが親に連れられて集まってきていたし、スタジアムでは高校生が野球の試合があるのか、今は元気な掛け声が聞こえてくる。

予報では、午前中のしばらくの時間だけ曇りで陽射しもあるが、その後は、また雨になっている。どうなることか。

歩きながら、ふっと考えると、先日の「ふくしん会」最後のコンペで優勝したのは、ひょろっと痩せて背中の曲がった、私より1つ年上の、鉄筋屋の社長だ。数年前は抜群にうまかったが、最近は70歳を超え、時折ハーフで50近くも叩くようになって「歳のせいか」と思ったが、最後は締めた。私らと同様、70最以上が使用するゴールドで回ったのだが、38ー41のスコアを出した。ドライバーをまっすぐ飛ばし、常にドラコンの旗に名前が書かれていた。

鉄筋屋の親父だ。職人を使うし、若者を育てる。重い鉄筋を運ぶし、一歩間違えば命取り。私のような、やわな人間とは「性根」が違う。あっちは鉄筋でできているが、こっちはうどんでできている。

もっとも、確実だと思えるほどの彼のドラコンを二つとも奪ったのは、74歳の元警察官。背が高く、ガタイが大きく、背筋がまっすぐな人物。丸くて色艶のいい顔は、どう見ても60歳ほどにしか見えない人。私は、いつも年齢を誤魔化しているに違いない、とからかう、優しい人柄。

人は面白い。



お富さん

2019年11月16日 | 気象
2019年11月16日(土曜日):By Yahoo [ 9c/16c/80% 68K52F ] 雨

この時期にしきりに雨が降ると「雪の下地は雨」と祖母がよく言っていたのを思い出す。自然はうまくできていて、いきなり雪は積もらない。いきなり降った雪は溶けてしまう。たっぷりの雨で大地を「冷やして」それから降る雪は、寝雪になり、積もる。そのことを祖母は言っていた。

11月も半ばを過ぎたが、まだ少し、雪は先のような気がする。北海道の猛吹雪の報道映像を見ると身が引き締まる。冬ぞなえは、まず、心からだろう。

今朝は起きる時、ふっと春日八郎の「お富さん」という歌が浮かんだ。例の「死んだはずだよ、お富さん、生きていたとは、お釈迦様でも、知らぬ仏のお富さん」という歌。「粋な黒塀 見越しの松に」で始まる歌詞は、一体、どんな物語を歌にしたのか、ネットで歌詞を読んでも、今の私にゃ、わからない。

子供の頃か、ラジオから流れる歌をなんとなく覚えているだけのことだが、歴史や時代というのは、つまり、人が折り重なって積み上がっていくことをいうのだ。主役は人間であり、時間は添え役の、物差しでしかない。人が変わることを歴史が変わるという。

さあ、雨の土曜日だが、風はないから、傘でも差して、今朝も散歩するとしよう。