
―四方のたより― 市岡高校OB美術展
「2008市岡高校OB美術展」のお知らせである
98年11月、故・辻正宏一周忌に因み偲ぶ会として催された「いまふたたびの‥市岡文化祭」を本展の第1回とするなら、今回は数えてちょうど10回目にあたるのではないか。
2回目以降、昨年までは例年2月頃に行われてきたのだが、今年から新緑薫風の5月開催となった。
今回は一昨年の師走急逝した中原喜郎氏の遺作も数点特別展示されるという。さらには中原夫人が編集出版に精魂を傾けてきた故人の画集も完成なってお披露目となるもようで、二重三重に意義深い会となろう。
「2008 市岡高校OB美術展」は
大阪現代画廊&現代クラフトギャラリィにて
5.18(SUN)~5.24(SAT) AM11~PM7
但し最終日はPM5迄 懇親会ありPM2~5
<連句の世界-安東次男「風狂始末-芭蕉連句評釈」より>
「雁がねの巻」-19
雲雀さへづるころの肌ぬぎ
破れ戸の釘うち付る春の末 越人
次男曰く、二-名残-ノ折入、はこびは以下a-長-b-短-の九巡を以てする。
「肌ぬぎ」から「破れ戸」を連想したところ、いかにも越人らしい滑稽である。興に乗って、春も仕舞-末-なら「釘うち付」けて破れを留めよう、と作っている。面白いがそこまで云っては寓言に過ぎるだろう。句意のうえでは、肌ぬぎの人の用を付けたと読めばよく通じる付だが、それだけのことならどんな仕事でも合わせられる。下の下の遣句になってしまう。越人の狙いは、晩春気分の表現工夫にあるのだ、と。
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