岡山県で作陶する 北村悟さんの陶展が はじまりました。
焼締めです。
岡山県で焼締めと聞くと、ほとんどの方が備前焼を思い出すと思いますが
北村さんは、浅香焼という名称で焼いています。
修業は、昭和42年に備前焼 金重素山に入門。
その後、昭和47年、中村六郎に学ぶ。
翌年、多治見・草の頭窯に学ぶ。
海外での土器調査は、メキシコ・グアテマラ・エルサルバドルにてインディオ土器を研究。この頃、素敵屋さんでうつわを使っている、森岡成好さんも一緒だったそうです。
その後も、インドネシア・インド・南米エクアドル・ペルー・ボリビアで土器に触れてきたそうです。
現在は、岡山県瀬戸町にて窯があります。
DMの作品とは違いますが、小手鉢。
耳鉢
徳利
緋襷
抹茶碗
割山椒
掛花入
筒掛花入
ぐい呑み
じっくりと時間をかけては見れていませんが
見たり、触れたりするたびに、どんどん惹き込まれてしまいます。
一点一点に、ぼくが感じたことは、今回は書きません。
というよりも、書けません。
簡単なことばや、ぼくの浅知恵で、先入観を持ってもらいたくないのです。
皆様の目で見て、触れて、感じてもらえたら嬉しいです。
北村 悟 陶展
2012年5月10日(木)~5月21日(月)
11:00~18:00 5/15(火)休み
作家在廊日 5/10~5/13 ・5/19~5/21
北村悟さんと会話するのは楽しい。
何げない言葉の中に隠れている、北村さんの心。
言葉にして発する事は少ないが、その心は陶に。
それは、とても丁寧な心。
阪 健志
震災の事を知らな過ぎるので自分の目で確かめたいと
「今回は、ええ機会じゃ」と
会期の途中で中抜けして、福島県へ行く 北村悟さんです。