ギャラリー樟楠&あるぴいの銀花ギャラリー日記

作家の紹介から展覧会の様子。 ギャラリーのあるアルピーノ村の季節のお知らせ。

風の沢ミュージアム 本濃研太展

2012年05月18日 16時01分56秒 | インポート
 
 
4月18日のブログでお知らせした、宮城県栗原市にある
風の沢ミュージアムで開催している、紙思考 本濃研太展へ行ってきました。

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風の沢さんはミュージアムということで、入場料がかかります。
一般500円、未成年者無料。この入場料は里山基金として
風の沢の維持管理に活用されるそうです。
 
 
展示会場は、いくつかのスペースに分かれていて、
母屋3部屋、納屋、離れ、山、そしてお茶のできるスペースに
本濃さんの作品が展示されていました。
その他、蔵では6人の陶展も開催されています。
 
 
本濃研太(ホンノウゲンタ)さんは、ダンボールを使った彫刻作品を製作されています。
彩色もされているので、パッと見、素材がなんがか分かりづらいのですが、ダンボールらしさを残す為に水などを付けず、半ば力づくでダンボールを折り曲げ、接着剤を付けカムテープで仮止めし、形を作っていきます。
その後、本濃さん曰く、絵具屋さんが大喜びするくらいの大量の絵具で着色するそうです。
 
 
風の沢ミュージアムの風ノ介さんが、写真撮影する事とブログで紹介する事を快く了承してくれましたので、ご紹介したいと思います。
最初の展示室は、108個の面の部屋。

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調子に乗って、寝っ転がって見ました。
上から迫りくる面は、それぞれに感情が表わされています。

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次の部屋は、鬼。

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大迫力の鬼ですが、写真では大きさも伝わりづらくてスイマセン。

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次の部屋へ続く廊下には、タヌキ。

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タヌキが気にしている部屋には、バベルの塔がありました。

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隣の部屋から延びる鬼の腕には、きっと意味があるのでしょう。
 
 
バベルの塔を取り巻く人形たちは、新作と共に懐かしい作も並んでいました。

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母屋を離れ、納屋へ向かいます。

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山側から見た、納屋と母屋。
 
 
納屋の中では、なにやら会議中

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山へ続く門をくぐり、道を進むと
風が抜ける離れがあります。
ここでは、2匹の猫がお休み中

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猫なのに犬の様な表情が、本濃さんのイイところ。
 
 
更に進むと、逞しい背中が

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あれは、絶対に本濃さんだ!と思ったら、ちょっと違う様でした。
でも、こいつの後ろ姿が、とっても気に行ってしまいました。

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山から下りてくると、猫たちがお休みしていた離れが別角度から

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一緒に昼寝したくなってきます。
 
 
母屋に戻ると、風ノ介さんがお客様とお話し中

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お茶のできるスペースにも作品があると言うので、お邪魔してきました。

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ちいせえ奴らも ココにいました。

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囲炉裏には火も入り、いい感じです。

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風ノ介さんともいろいろお話をして、楽しい時間を過ごしました。
本濃さんの作品も展示してあるだけでなく、社会風刺が込められたスト―リーがあります。考え過ぎた時には、作品たちの表情に笑わせてもらい、また考える。
また笑う。
 
 
写真では伝わらない会場の空気を味わいに行って欲しいで。
会期は何と10月21日まで!
ぼくが見た、新緑の季節とは違う、夏の景色、紅葉の頃、本濃さんの作品は、また違って見えるでしょう。
季節を変えて、もう一度 見に行きたいです。
 
 
本濃研太→
風の沢ミュージアム→


紙思考 ダンボール彫刻家
本濃研太展
2012年4月22日(日)~10月21日(日)
11:00~17:00 水・木休み(祝日は営業)
入場料 一般500円・未成年無料
宮城県栗原市一迫片子沢外の沢11
0228-52-2811
風の沢MUSEUM










 

コメント (3)
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