日々の徒然に

日々の徒然を書いていこうと思います!(^_-)-☆

211A sアンプ改修・完了!

2008-10-06 22:35:59 | Weblog
先週から始めていた211Asアンプの改修&調整がやっと終わりました(笑)
ドライバー・トランスの出力でノンクリップで120V確保!出来ました(211ではOK!)
入力は0dB(1.0V)・・・・・家の他のアンプに比べると感度は悪い方の1番目(笑)
目標がプロ用?600Ω平衡0dB入力時で最大出力・・・なのです
因みにノン・クリップ出力は20W確保!出来ました・・・ほんと綺麗な波形です(笑)
これは、高圧の電圧を1000V以上とした事・・・
2次側AC900V(タンゴMS-250CT)を整流管(5AR4)でブリッジ整流をしています
テスターが最大1000Vなのですが振り切れます、怖い!容量的には完全に死にます(笑)
計算では1150V辺りでは無いか?と、思っていますが・・・・・
テスター棒からスパークが・・・高圧用のテスターを購入しなければ・・・命が掛っています
それで自己バイアスなので、211Aには1000~1100V掛っていると思われます
ドライバーの励振電圧の増大と高圧電圧!で最大20Wが確保出来たのではないかと思います
Ipは付属のメーターで約57mA・・・位、電圧が高いので若干電流は抑えています

最初にこのアンプ(ドライバー&211A間はP-G直結)を組んだ時には21W出ていました
この時はドライバー段の電圧は定電圧回路(+-共)を組んで211Aの電流値を調整
+-其々専用のトランス(SEL、SD-3508)を使って+用には5AR4を
-用には5Y3を使って-のバイアス電圧を検出して、高圧用トランスの電源ON!
と言う、結構面倒くさい(笑)保護回路(遅延回路付き)を作っていました
カソードホロア接続で有ればこんなに神経を使わなくても済んだのですがね・・・・・

音も以前よりは抜けが良くなって透明感が出て来ています・・・これは元に戻った?
これで暫くは弄らなくて・・・・・良くなるかな!?(笑)。

写真の説明を・・・
上段左:調整最終段階で15W時の波形を見ていますが・・・よく見えませんね
上段右:1kHz時の歪率測定&波形・・・因みにトータルでのNFBは掛けていません
     211Aの裸特性です(ドライバー出力まではゲイン調整などでNFBを使用しています)
下段左:調整後のシャーシー内部・・・
     当初の組み立て終了時より1部の部品が変更&削除されています(笑)
下段右:ヒアリング中・・・

内部シャーシーのアングル(補強兼)を無くした為、熱膨張によるピチッ!とか、カッツ~ン!と
言う音が無くなり静かになりました・・・苦労して改修した甲斐が・・・・・(笑)