きみは骨うずめる場所、きみは見付けたり。
そらは下うずめる大地、きみは閉ざしたり。
遠くで風音、吹き荒れにけり。
きみの虹彩、渇ききって、死んだ鯨の様。
遠くで風音、吹き荒れにけり。
目が醒めて、ほか何者も去ぬ。
きみの声、聴こえゆるほう、歩きみたが、
遠くで風音、吹き荒れにけり。
きみの瞳孔、開ききって、なみだ落つる。
きみの声、呼ばわるほう、いってみたが、
遠くで風音、吹き荒れにけり。
海獣われを、地上にて咆哮す。
かなしからずや。
遠くで風音、吹き荒れにけり。
なんど目が醒めて、も、きみ見やらない。
かなしからずや。
きみわれの胎盤と、もろとも剥がれ落ちたりて、
声音なき終焉す。
遠くで風音、吹き荒れにけり。
吹き荒れにけり。
そらは下うずめる大地、きみは閉ざしたり。
遠くで風音、吹き荒れにけり。
きみの虹彩、渇ききって、死んだ鯨の様。
遠くで風音、吹き荒れにけり。
目が醒めて、ほか何者も去ぬ。
きみの声、聴こえゆるほう、歩きみたが、
遠くで風音、吹き荒れにけり。
きみの瞳孔、開ききって、なみだ落つる。
きみの声、呼ばわるほう、いってみたが、
遠くで風音、吹き荒れにけり。
海獣われを、地上にて咆哮す。
かなしからずや。
遠くで風音、吹き荒れにけり。
なんど目が醒めて、も、きみ見やらない。
かなしからずや。
きみわれの胎盤と、もろとも剥がれ落ちたりて、
声音なき終焉す。
遠くで風音、吹き荒れにけり。
吹き荒れにけり。