今年も暮れゆく師走が近づいてまいりましたw
冬の冷え込みもやってきて寒くなりましたねぇ、はぴですw
3号機で検証しておりますFX-8150ですが、ベンチまとめてみましたw
検証スペック(3号機)
マザー:Crosshair V Formula(BIOS 0813)
メモリ:UMAX DDR-1600 8GB(4GBx2)
グラボ:ASUS EAH6970 DCII
SSD: Crucial m4 128GBx3 RAID0
OS:Windows 7 Professional x64
Driver:Catalyst 11.10
こんなマシンで、FX-8150と、Phenom II X4 965BEを比較してみましたw
Phenom II X4 965BEは、4GHzでは起動しなかったので、3.8GHzにOCした時も測定www
FX-8150は、OCCT1時間が起動しました、4.5GHz(200x22.5)と、4.4GHz(200x22)での性能も測定しましたwww
細かなところまでは設定入れ込んでいませんので、参考程度にお読みください~^^;
3DMark Vantage - 3DMark Score(Entry - Performance - Extreme)
FX-8150 4.5GHz(200x22.5) 42169 - 20472 - 11298
FX-8150 4.4GHz(200x22) 42248 - 20148 - 11284
FX-8150 3.6GHz 定格 37369 - 19039 - 11108
Phenom II X4 965BE 3.8GHz(200x19) 31528 - 17747 - 11264
Phenom II X4 965BE 3.4GHz 定格 29185 - 16831 - 10962
巷の記事でもFX-8150は8コアなCPUですが、”(ハイパースレッディング)”な4コアと考えると面白いCPUかもしれませんwww
Phenom II X6が健闘しているのでちょっと魅力は薄れるかもしれませんが性能は抜群www
Phenom II X4 965BEよりも格段上の性能ですw
3DMark Vantage - CPU Score(Entry - Performance - Extreme)
FX-8150 4.5GHz(200x22.5) 22393 - 22296 - 22343
FX-8150 4.4GHz(200x22) 21925 - 21734 - 21834
FX-8150 3.6GHz 定格 18924 - 19039 - 19000
Phenom II X4 965BE 3.8GHz(200x19) 12789 - 12719 - 12803
Phenom II X4 965BE 3.4GHz 定格 11650 - 11660 - 11577
CPU ScoreだとやはりPhenom II X4 965BEとは格が違うのがわかりますw
高クロック出来ることが効を奏して性能アップにつながっているのがわかりますw
3DMark 11 - 3DMark Score(Entry - Performance - Extreme)
FX-8150 4.5GHz(200x22.5) 8569 - 5755 - 1897
FX-8150 4.4GHz(200x22) 8462 - 5719 - 1894
FX-8150 3.6GHz 定格 8146 - 5629 - 1887
Phenom II X4 965BE 3.8GHz(200x19) 7071 - 5238 - 1843
Phenom II X4 965BE 3.4GHz 定格 6860 - 5139 - 1841
3DMark11でも、性能差は確実にありますねぇ^^
Extreme設定になると飽和してしまいますが、Phenom II X4 965BEを3.8GHzにしても定格FX-8150(3.6GHz)には勝てませんwww
3DMark 11 - Physics Score(Entry - Performance - Extreme)
FX-8150 4.5GHz(200x22.5) 7935 - 7954 - 7927
FX-8150 4.4GHz(200x22) 7639 - 7650 - 7630
FX-8150 3.6GHz 定格 6952 - 6974 - 6953
Phenom II X4 965BE 3.8GHz(200x19) 4657 - 4649 - 4672
Phenom II X4 965BE 3.4GHz 定格 4379 - 4377 - 4345
3DMark11のPhysicsは、FX-8150は好成績をマークします。
これならPhenom II X6系列でも性能差ありそうですね~^^
続いてCPUの性能をみるためにCinebench R11.5を回してみましたw
ただし、これはそれぞれ環境が違いますのでご参考までに^^;;;
特にPhenom II X6 1090Tは1号機のデーターをそのまま使用しておりますので環境が違います@@;
CinebenchだとCPUコア数も影響してくるのですが、FX-8150 3.6GHzが同クロックのPhenom II X6 1090T 3.6GHzよりも性能は落ちるのがなかなか哀愁をそそりますw
せめて、同クロックでは性能越えてほしかった・・・FX-8150たん!;;
しかし、OCしてしまえば性能は伸びますのでGood!
Cinebench R11.5(64bit) | CPU Score |
FX8150 4.6GHz(200x23) PC1600 | 7.52 |
FX8150 4.5GHz(200x22.5) PC1600 | 7.34 |
FX8150 4.4GHz(200x22) PC1600 | 7.17 |
FX8150 3.6GHz Normal PC1333 | 5.95 |
Phenom II X6 1090T 4.0GHz | 6.85 |
Phenom II X6 1090T 3.8GHz | 6.55 |
Phenom II X6 1090T 3.6GHz | 6.18 |
Phenom II X6 1090T 3.4GHz | 5.85 |
Phenom II X6 1090T 3.2GHz | 5.63 |
Phenom II X4 3.8GHz(200x19) PC1600 | 4.42 |
Phenom II X4 3.4GHz Normal PC1600 | 3.99 |
最後にみなさん気になるであろう消費電力!
ちょっとバラつきがありますが斜め読みしてくださいwww
消費電力(W) | OSアイドル | 3DMarkVantage | 3DMark11 |
FX8150 4.5GHz(200x22.5) PC1600 | 129 | 356 | 340 |
FX8150 4.4GHz(200x22) PC1600 | 141 | 350 | 352 |
FX8150 3.6GHz Normal PC1333 | 130 | 345 | 345 |
Phenom II X4 3.8GHz(200x19) PC1600 | 150 | 323 | 304 |
Phenom II X4 3.4GHz Normal PC1600 | 135 | 320 | 300 |
アイドル時は、それぞれ100Wを越えるくらいでみんな頑張っていますwww
負荷をかけていきますと、Phenom II X4 965BEは300W前半を示しますが、
FX-8150は、300W後半・・・350W程度に上昇!!!>w<
完走しなかった4.6GHzでは400W越えたりと消費電力が増えました@@;
強力に冷却すれば、4.6GHzも狙えそうでしたが、そのためにはCPU Vcoreも上げなければならず、そうなると消費電力も400W越え必至@@!
私の捕獲した石ですと4.5GHzあたりがベストクロックな気がしますwww
とはいうもののBullたんなFX-8150は性能もアップしてるし(OCすれば^^;)CPUパワーも素直な性能アップしますwww
Phenom II X6を持っている方でも拡張命令も追加されているFX-8150は買って損はないCPUかと思われますwww
・・・でも、次に出てくる第2世代Bullたん(Piledriver)の性能アップ度合いが気になって「待ち?」と言われればそうかも・・・しれない・・・すwwwwwwwww
がんがれAMD!、ばんがれAMD!
しかし!オーバークロックどころかデフォルトでも固まります;w・・・
そのうちオーバークロックも;ww・・・
Q9650より速いですb
AI Suite Ⅱって言うのでオーバークロック出来ました♪・・・
当方の環境では、CPU温度よりも VRM(?:CPU横のヒートシンクで覆われた部分)のオーバーヒートが先に発生し、Clockの限界を決めていました。で、冷却用の Fanを追加しました。
水冷仕様で、チラーをケースの外にだすと、VRMヒートシンク周辺に Fanがなく、冷却できずオーバーヒートしていたようです。
ちなみに、VRMがオーバーヒートすると、CPUのClockが、1.4GHzまで落ち温度が下がるのを待ちます。(M/Bは、ASUS M5A99X EVOです。)
水冷仕様なので、CPU温度には、まだ余裕がありそうです(4.4GHz 将棋ソフト 負荷100%で53度くらい。10度以上マージンがある事を確認しました。)
Tj=90度 らしいので、”80度付近に壁”は 納得できる数値です。
VRMのヒートシンクに、ヒートパイプのついたM/Bにすれば、よかったのかも。
4.4GHzが安定したので、もう少し ”上” を狙ってみます。
ちなみに、この M/B VRMの温度が高いと、起動を ”拒否”します。。。。FANを追加してから、この問題も 解決しました。
このCPU、Bonanza等の将棋ソフトとの相性が良いようです。
では、では。
記事見ていただいてありがとうございますw
ネットでの記事ではBulldozerのコアがチューニング不足があるみたいです・・・キャッシュアクセスで妙に遅くなるところがあったりするらしい・・・
4年ほど?開発していたBulldozerなのにこれほどの問題が出るなんてねぇ・・・www
とはいうものの、クロック上昇に関してはPhenom IIシリーズよりは良いですし、オーバークロック前提(で考えるしかない?w)であれば、性能向上は間違いなさそうですw
私も、ASUSのAI Suite IIを使ってOCでの性能検証行いましたwww
これっていちいち再起動かけてBIOSで倍率設定とかしなくてすむので検証時間が短くて助かりましたw
私の環境ではOCCTが1時間回しても落ちなかったのが4.5GHzでした^^;
もうちょっと調べてみる予定ですw
なるほど、VRMの熱ですか!@@
なにより冷却の方法も考えないといけないようですね(夏場が怖いですwww)
FXシリーズはOCすると発熱が同じように上昇するので良い冷却方法がないかなぁと考えておりますw
CPUだけでなく、マザー周辺部の冷却も同時に考えないといけないようですねw
1号機のRAVEN03に組み込んで煙突冷却も手なんですが、もうちょっと調べてみたいですし・・・w
4.4GHz以上で安定しましたら御報告お願いします^^
CPUの温度は、CoreTemp or OCCT(V4.0) の表示温度(両者は同じ)です。
AMDのツールよりも低めです。(offset 20C くらい?)
電圧変更は、AOD(AMD Over Drive V4.05) で行っています。
FANの設定は、最小回転数温度(WL)/最大回転数温度(WH) で、(WT-WL)/(WH-WL) で
回転数が決まります。
V(NB)= 1.200V 固定( HT-Link 2.6GHz のため高目に設定。)
RT(室温というか床温度)= 17.1C
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4.5GHz
V(cpu)= 1.2625V
V(read)= 1.37V by OCCT
CPU= 61C
WT(水温)= 38.1C
FAN= 27C/47(設定)
OCCT V4.0 10min Pass
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4.6GHz
V(core)=1.300V
FAN= 27C/47Cで
負荷テスト1
WT= 38.1C
CPU= 61C
OK
ここで、FANの回転数を Lowにして CPUの温度上昇をチェック
WT= 44.0C
CPU= 75C CPUは、14C 以上のマージンがある事を確認(この時点では、保護回路は動作しなかった。)
OK
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4.7GHz
V(core)= 1.325V
FAN= 27/47
CPU= 66C で、VRMの保護回路動作。(負荷テスト1:1~2分)
CPUよりも先に VRMの温度限界が来る事を確認。
VRM の電流許容度130%で使用しています。140%にすると警告のため文字の色が変わる。
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4.6GHz(電圧を下げる)
V(core)= 1.2875V で負荷テスト1 pass
FANの回転数を Lowにして CPUの温度上昇をチェック
WT= 44C
CPU= 73C で レギュレータ保護回路動作。(CPUの熱が伝わった?M/Bに熱が溜まった?)
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さらに電圧を下げる。FANの回転数を 上げて動作確認。
4.6GHz
V(core)= 1.2625V (最初の 4.5GHz と同じ設定)
FAN= 25C/42C
WT= 36C
CPU= 58C(負荷テスト1)
CPU= 70C(OCCT)
OCCT Ver4.0 10min Pass
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という事で、このM/B(M5A99X EVO) では CPUの消費電力がVRMの温度を押し上げ、冬で 4.6GHz が限界の様です。
(CPU温度 70C以下 になるように Fan回転数を設定する。CPU自体は、もう少し余裕あり?)
ただし、夏場は、4.5GHzで使用予定です。Fan回転数100%なら 4.6GHzで動作可能かも知れませんが、このチラーは Fan 2個でチラーを挟む構造で、回転数が70%を超えると ものすごく煩いです。
(2.2%の性能向上と引き換えに、この騒音を受け入れる気はしないです。)
2個のFanの回転数のズレ起因(?)で干渉音が発生している(?)様に思います。
Fanを1個にすると高回転でもそれなりの騒音ですが、冷却効率が落ちます。サイズ優先の構造ですね。
後付で水冷キットを買われる方は、大型チラーでFanを横に並べるタイプが、チラーが場所をとりますが、冷却性能と低騒音を両立できるでしょう。
このM/Bの電源回路は、6+2 計8フェーズですが、もう少しフェーズ数の多いM/Bで、
ヒートパイプ等で冷却を強化した M/B の方が、オーバークロックに向いていると思います。
(Intel用ですが、P7P55D EVO は、12+2 計14フェーズ仕様です。ただ、CPUが限界となる前に保護回路が働くのは、不意の ShutDown がおきる事がないので、良い事ですが。)
VRMの冷却を強化すれば もう少し上が狙えるかもしれませんが、発熱も急上昇し
常用・安定性・寿命を考えると、4.6GHz が妥当な所と判断しました。
では、では。
お返事遅くなってしまい申し訳ございません。
細かく検証なさってくれてありがとうございます。
参考にさせていただきます^^
私の環境でも4.6GHzでの動作は起動しましたが、OCCTが通らなかったこともあって無理に回しませんでした、(恒)さんの環境のほうがCPU V(core)が低いことを考えると、私の環境では冷却不足もあるのかもしれません。
実使用時には水冷で挑戦してみようかと思います。Frio OCKはAMD環境ではファンの吸排気方向をケース背面に出来ないのもありますので^^;
BulldozerはTDPリミッターがついているためOCするには設定を見直しつつ夏場でも安定して動作出来る周波数を探すのも楽しいですねw
AODや、AISuiteIIなどで、Windows上から気軽にOC出来るのも楽しいですw
(恒)さんのようにV (core)を低くして4.6GHzでOCCTが通るように挑戦してみますw