ボストン現地レポート 教育に関連した話題を現地から

アメリカのサマーキャンプ、サマースクールの短期留学専門のコーディネーターが、現地の情報を様々な角度からお届けします。

小学生向けのサマーキャンププログラム

2012年11月13日 | アメリカのサマーキャンプ
今回は、10歳で初めてアメリカのサマーキャンプに参加された、私立小学校でラグビーをがんばっている男子生徒さんの感想をご紹介します。保護者の方が、このキャンプのお話をされたときは、不安な気持ちのほうが強く、ご両親に説得されてしぶしぶ参加を決めました。このようなケースはよくあることです。お申込を済まされてから、徐々に、現地でのアクティビティなどの内容を学びながら、だんだんと楽しみな気持ちを大きくしてくれました。人気の高いプログラムの場合は、4月には定員いっぱいとなって締め切られてしまうことから、お申込の段階から、実際にキャンプに参加されるまで、何ヶ月もの準備期間があります。このように、初めて参加されるお子さん、そして初めてお子さんをアメリカのサマーキャンプへ送り出されるご家族を対象に、弊社では、お申込段階から、ご出発の直前まで、少しでもご家族の不安を軽減できるよう、努力しております。

(参加者)
●今年サマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)
 -英語ができなくて困った。友達と遊ぶのが楽しかった。カヤック、ロッククライミング、マウンテンバイク、スイミング、テニスがおもしろかった。
●サマーキャンプへ参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気づいたこと、そして考えたこと。
 -ちょっと自信がつよくなった。アメリカでもあまりくろうせずにすごせたこと。Yes. No.Thank you.をしっていれば、だいたい大丈夫だった。あと、たんごをおぼえると、もっと大丈夫になった。
  あとれいとして、おなかがすいたが、えいごでいえなくて、おなかに手をあてれば、あいてはきずいてくれることがわかった。

●来年も、アメリカのサマーキャンプに参加したいと思いますか?その理由は?
 -はい。ともだちもできるし、皆と楽しく遊べるから。もうちょっとえいごが出来るようになったら、もっと楽しくなるから。

●今年参加したサマーキャンプに何かリクエストはありますか?
 -英語のクラスでもっとたのしくやったらいい。(歌や遊びを取り入れるといいかも、と言っていました。。。お母さま談)

(保護者)
●お子さんからお聞きになられたサマーキャンプの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。
 -アクティビティだけでなく、フリーの日に全員(?)で、遊ぶことがあるのが印象的でした。鬼ごっこのような遊びで、皆が楽しめて、いいプログラムだと思いました。また、ビーチに行き、磯遊びなども出来るのも良いと思います。

●お子さんをサマープログラムに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気づきになったことがありましたら、お知らせ下さい。 
 -本人のコメントにもありましたが、少し自信がついたようです。何に?と聞いてみましたが、漠然としているが、何となく、と言っていました。一人で、親元を遠く離れ、言葉も通じない中に飛び込み、やっていけるか不安だったが、何とかなったし、友達も出来た!という事が、自信につながったのかと思います。この事は、本人にとって大きくプラスになったのでは、と思います。

●何か、プログラムに対してご要望、改善できる点などありましたら、お知らせ下さい
 -英語のクラスの時間を、アクティビティのように選択できたらよいと思います。湖へジャンプ台からダイブするアクティビティを、ずっと英語のレッスンのためにできなかったようで、心残りのようです。

●コーディネーションを担当いたしました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。
 -今回、担当していただいたKimさんには、実務的にも精神的にも、いろいろとフォローしていただきました。とても勇気付けられた事、感謝しています。ありがとうございました。

このお子さんは、全体で250名ほどの子どもたちが参加しています、サマーキャンププログラムへ、日本人参加者2名のうちの1名として参加しました。もちろん、キャビンには日本人はひとりきりです。
ボストン空港に到着したときは、不安な表情を隠しきれない様子でしたが、2週間のサマーキャンププログラムが終了し、ボストン空港に帰ってきたときの表情は、目が生き生きとして、自信に満ちた表情でした。成田へのフライトがボストン空港を飛び立つまで、ドーナツをいっしょに食べながら、キャンプでのお話をたくさんしてくれたことが、とても印象に残っています。10歳という、自意識の垣根がまだまだ低いときに、異文化の環境の中に飛び込むということは、素晴らしいことだなーとつくづく思いました。保護者の方も不安なお気持ちを持ちながらも、勇気を持ってお子さんの背中を押して下さったことに、心から感謝いたします。

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