ボストン現地レポート 教育に関連した話題を現地から

アメリカのサマーキャンプ、サマースクールの短期留学専門のコーディネーターが、現地の情報を様々な角度からお届けします。

アメリカのサマーキャンプ参加後のご感想

2014年09月18日 | アメリカのサマーキャンプ
今日のボストンは、さわやかな秋晴れです。早いもので、紅葉も始まりました。

前回に引き続き、今年の夏、アメリカ東海岸にありますサマーキャンプに、日本から参加された生徒さん、保護者の方のご感想をご紹介いたします。公立小学校に通う6年生の女子生徒さんです。保護者の方と、塾の先生に勧められて、初めて参加しました。英語のお勉強は、アメリカ人の先生からリスニングのみレッスンを受けられていました。読書や工作が好きな女の子さんで、サマーキャンプでは様々なアートのクラスを選択できることを知って、「参加してみよう!」と思ったそうです。

質問:サマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)
答:カウンセラーペインティングです。キャビンの子たちが、はじめはふででぬっていたのに、途中から手にべたりと絵の具をつけて、カウンセラーに当てていったのが、おどろきでした。カウンセラーだから、私はへいきと思っていたら、とばっちりをくらって、カウンセラーに当てた絵の具のはね返りが当たって、ジーパンが水玉もようになって、アメリカの子といっしょに手洗いしたのを、一番よくおぼえています。

質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。
答:アメリカの子たちが私があまり英語を話せないので、みぶり手ぶりを加えて、話してくれたり、わかりやすかったのですが、次は自分で会話ができるようにしたい、と考えました。自分のことは、多少できるようになった。ふだんやらないことをやったので、少しできることが増えた。

質問:来年もアメリカのサマープログラムに参加したいと思いますか? その理由は?
答:来年も、このキャンプに行きたいです。今年学んだことを、来年も生かしたいし、来年はもっと英語が上手になっていけたらいいな、と思います。

質問:今年参加したプログラムに何かリクエストはありますか?
答:特にありません。

保護者

質問:お子さんからお聞きになられたサマーキャンプの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。
答:ステンドグラスを作ってきましたが、本格的で驚きました。先生も、アーティストとして活躍されている人のようでした。とても楽しかった、と作品を見せてくれました。乗馬も、4週間してきましたが、上手く乗れたと、嬉しそうでした。鞍もなく乗ったんだよと話していて、驚きました。

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気付きになったことがありましたら、お知らせ下さい。
答:英会話はできないまま、参加しましたが、電子辞書を使ってがんばってコミュニケーションをとろうとしていたようで、よかったです。困ったことも、単語で伝えて、欲しかった電池をもらった!と、Faxレターをもらいとても嬉しかったです。周りの日本人のお友達にも助けてもらい、4週間楽しく過ごして、無時に自分のことを自分でしてきたことは、本当にプラスになったことだと思います。

質問:何か、プログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。
答:

質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。
答:参加を決めたときから、電話で相談にのっていただいたり、娘の様子を連絡していただいたり、出発する前は心配ばかりでしたが、大きく成長した娘の姿を見て、本当に感謝しています。ありがとうございました。

現地に到着してから、頻繁に使っていた電子辞書の電池が切れてしまった、という連絡がお子さんからあったとき、このお子さん自身が自分でがんばった!という結果になりますよう、予めキャンプオフィスにアレンジしました上で、お子さんにキャンプオフィスに行って、「I need extra batteries」と言ってみるよう、応援しました。大きな勇気がいったことと思いますが、自分でオフィスに出向いて一生懸命要件を伝え、その結果、電池が手に入って、お子さんから保護者の方へのお便りに、「今日、電池をもらえました!」と報告があったのです。不慣れな場所で、不慣れな言葉を使って、このような結果を自分自身でつかんだ!という体験は、とても貴重な経験だったと思います。やればできる!という自信にもつながったことと信じています。また、英語がもっとできたら、というもどかしさも、今後の英語のお勉強に生かしてくれるもの、と思っております。

最新の画像もっと見る